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サンゴ辞典 2

06ショウガサンゴ属

《学名》Stylophora pistillata Esper,1797
    スティローフォラ・ピスティーラータ・エスパー,1797)

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>ムカシサンゴ亜目
    >ハナヤサイサンゴ科>ショウガサンゴ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《莢径》約1mm
《生息場所》礁池内~リーフ外縁・水深2~10m


《特徴》
非常に変異にとんだ枝の形を示し、数回分岐した枝が集まって半球体の群体になり、枝先は円筒状になります。枝先が太くなるものはムカシサンゴに似ますが、突出部のみに顕著なトゲを持つ事はありません。波当たりの少ない場所では、枝は3mm程度にまで細くなる事もありますが、波の荒い所では、全体的に枝は太くて低くなり塊状ぽくなり、このような群体形状はフトトゲサンゴに似ますが莢(きょう)は列生しません。


《生態ーショウガサンゴの世界へようこそ!》
枝の一部が異常に膨れている事があります。これはサンゴヤドリガニが作った「カニこぶ」で、実は枝が籠状に丸く膨らんだ中に、サンゴヤドリガニが入っています。この「こぶ」は、ちょうど植物に昆虫が入り込んで出来る「虫こぶ」と同じようなもので、昆虫が植物に取り憑き植物がその部分を異常に成長させその結果、中に虫を包み込んだ「こぶ」が出来上がります。これが「虫こぶ」。

これはハナヤサイサンゴ科全体によく起こる現象なので、もう少し詳しく説明しておきます。サンゴヤドリガニの若くて小さな雌(メス)は、枝分かれしかけたサンゴの枝の間に取り憑きます。普通本科のサンゴは枝が二叉にしか分岐しません。所がサンゴヤドリガニに取り憑かれた部分は、ちょうど花びらのように短く薄べったい枝の芽を放射状に成長させ、この枝がチューリップの花の様に成長してカニを取り込みます。そうして最終的には上部に数mmの穴を残すだけで完全にカニを封じ込めた「カニこぶ」になります。

サンゴヤドリガニは、この「こぶ」から外に出る事は出来ず、その一生を「こぶ」の中で暮らすのです。ここで幾つかの疑問が浮かび上がります。先ず、餌はどうやって調達するのでしょう。カニは水流を起こしてそれに乗ってくる微細な粒子を食べていると考えられています。次に子孫を残す術についてはどうでしょう。「カニこぶ」を作るのは雌だけだと云いました。雄(オス)は成熟しても大変小さく自由生活を送ります。交尾の時にはこの「カニこぶ」の小さな穴を通って、雌の元に通ってくると考えられています。何とも不思議な生態ですね。他にもサンゴガニ・サンゴテッポウエビ・ダルマハゼが棲み、スズメダイ類の隠れ家として利用されている事が知られています。
*引用書籍「サンゴとサンゴ礁のはなし」本川達雄先生著(中公新書)

ハナヤサイサンゴ科の3種のサンゴ、ハナヤサイサンゴ・トゲサンゴ・ショウガサンゴは,多くの海域でプラヌラ幼生を一年のうちの長い期間、月に1回の頻度で産出すること,産出の期間は低緯度ほど長く,高緯度になるにつれて短くなることが知られています。本科は、自然界では容易に増えると同時に、非常に白化にも弱い事で有名です。事実、飼育難易度は高く、ミドリイシ科より忍耐力もありません。


それでも他のサンゴ科には無い、フワフワした何とも云えないポリプと枝形状は、独特の光沢感があり、海中でも飼育水槽でも一際目立ちます。飼育の難しさと、その美しさの両方を楽しむーそんな所が多くのアクアリストを魅了するのかもしれません。

《飼育》
◎水質
先ずは換水に力を注いでください。複雑なシステムより、本来は簡単な事です。清浄のレベル目安ですが、白色の洗面器かバケツなどに飼育水を入れてみてください。深さは15cmもあれば充分です。日中の太陽光かそれに近いメタハラ・なければ蛍光灯の下でも構いません。水は本来「水色」を呈しているものです。目視で飼育水がほんのり「水色」を呈しておれば清浄です。青色波長を基調としたランプでは黄ばんでいても分かりません。何故なら青色の光は、黄色味を緩和してしまうからです。もし飼育水が黄ばんだ色をしていたらその時点で水質はOUT!です。水質が悪くなくても植物プランクトン含有率が高いと、表層で光波長は吸収され光合成出来ません。赤潮一歩手前だと考えてください。共肉が剥がれるのは主にデトリタスがポリプを覆う為です。細か過ぎる底砂も要因のひとつです。時々はスポイドでゴミを吹き飛ばしてあげたり、水流ポンプ近くへ持って行き、水流で洗い流してあげてください。
◎照明
エネルギーの大部分を褐虫藻(光合成)に依存しています。太陽光に近い波長と考慮するならメタハラが望ましい、という事になります。影にならない場所にレイアウトしてください。メタハラを使用する場合の注意点として巷で理想とされるよりも・・・サンゴ辞典の飼育水槽では、光量は控えめ!Ex.W900mmの水槽でしたら器具のタイプにもよりますが反射板付きメタハラ150w X 1灯でも充分です。また水面〜ランプの発光面は600mm前後は離して設置。この部屋は南向きで大きな掃き出し窓とトップライト(天井にFIX窓)がついている事もあり、1日の点灯時間は4〜6時間までです。照明に限ってはむしろ、たったこれだけで色維持出来ています。光量が多かったり・強いと褐色に色変化したり白化したりします。どうしても多くしたり強くする必要があるなら、水流を強くして生体の表面温度を下げる必要性が生じます。たくさん実験して現時点ではここに落ち着きましたので、ご参考になさってください。
◎水流
ポリプがなびく程度の水流ポンプが複数台、出来ればコントローラー(もちろん手動でもOK!)で片方向ずつ交代で水流を作ってあげるのが理想です。
◎給餌
自然界では微細なプランクトンを捕食します。可能でしたら冷凍プランクトン類を1週間に1度程度給餌。又は天然海水での換水がお勧めです。

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