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サンゴ辞典 1

◎図鑑の見方

図鑑を見ると「なんとか目」・「かんとか科」・「なんとか属」・「なんとか種」と記載されています。このような「なんとか○」と示されるグループ分けを【接尾辞】(せつびじ)と呼びます。見慣れない言葉なので、意味も読み方もわからない方、たくさんいらっしゃると思います。当サイトでもしょっちゅう登場しますので最初にこの【接尾辞】について解説しておきます。

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「生物の分類」の【接尾辞】を上位から順にすると(ついでに読み仮名も)・・・


【生物】 ドメイン → 界(かい)【門】(モン)【亜門】(アモン)【綱】(コウ)【亜鋼】(アコウ)【目】(モク)【亜目】(アモク)→【上科】(ジョウカ)→【科】(カ)→【亜科】(アカ)→【族(連)・属】(ゾク・レン・ゾク)→【亜族(亜連)・種】(アゾク・アレン・シュ)


こんな風に、よーするにそのまま読めばイイんです。


但し全部がこのような分類ってわけでもなく、【接尾辞】が少ないものもあります。「植物界」につけても「動物界」にはつけないとか、その他これまでの慣習で別の【接尾辞】が付くこともありますので、「一般的には」という事にしておいて下さいね。

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例えば、私たちヒトを生物分類として定義するなら↓こんな感じ↓なのですが、知っていました?

(でも〜その前に漢字が読めない~!!のでこちらも読み仮名つきで)


生物→真核生物ドメイン→ 動物界 →真正後生(しんせいこうせい)動物亜界 →左右相称動物→ 新口(しんこう)動物上門→ 脊索(せきさく)動物門→ 脊椎動物亜門→ 四肢(しし)動物上綱→ 哺乳綱 →真獣(しんじゅう)下綱 →真主齧(しんしゅげつ)上目→ 真主獣(しんしゅじゅう)大目→ 霊長目→ 直鼻猿(ちょくびえん)亜目→真猿(しんえん)亜目→ 狭鼻(きょうび)下目→ ヒト上科→ ヒト科→ ヒト亜科→ ヒト族→ ヒト亜族→ ヒト属→ホモ・サピエンス→ホモ・サピエンス・サピエンス(現代人・現生人類)


ヒトの生物分類定義って長いっスね。。ちなみに下位のホモ・サピエンス(「知恵のある人」や「賢い人」という意)は2種あって、ホモ・サピエンス・イダルトゥ(ヘルト人)とホモ・サピエンス・サピエンス(私たち現代人)。ホモは「人」、イダルトゥは「年長者」という意味だそう。


ヘルト人は約16万年前、東アフリカを中心に生息していたホモ・サピエンス(つまり私たち現代人の直接的なご先祖様ってわけです)で、1997年に現エチオピアで東京大学らが頭蓋骨を3個体を発見し、世界的に権威ある総合学術雑誌「ネイチャー」で2003年に発表されました。今後、新たな発掘によってまた分類が変わるかもしれませんね。


尚、現在生物学に於いては日本人・アメリカ人・中国人などといった分類はなく、この地球上に現存する全ての「現代人」はみんな同一のホモ・サピエンス・サピエンスなんですって。しかし、なにもサピエンス(賢い)・サピエンス(賢い)を2回も続けて強調しなくてもイイような気も。。

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・・・さて随分脱線してしまいました。


次に本題の「サンゴ」です。サンゴもサンゴ科という分類があるのですが、こちらに属するのはアカサンゴやベニサンゴ・モモイロサンゴなど所謂、高価な宝石サンゴと呼ばれるものがサンゴ科のカテゴリー。私たちがアクアリウムで扱う殆どが「イシサンゴ目」に属します。


では早速「イシサンゴ目」の分類に移りましょう。例えばサンゴの王道、ミドリイシ。実はミドリイシという名のミドリイシは存在しません。ミドリイシというのはミドリイシ科又はミドリイシ属の総称です。

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イシサンゴ目の場合、【属】の下位にすぐ「和名」(わめい)となります。だから《トゲスギミドリイシ》なら・・・


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  刺胞動物(しほうどうぶつ)門  花虫(かちゅう)綱 → 六放(ろっぽう)サンゴ亜綱 → イシサンゴ目 → ムカシサンゴ亜目 → ミドリイシ科 → ミドリイシ属 → 《トゲスギミドリイシ》(和名)


という分類。それから時折、他サイトやブログなどで「トゲスギミドリイシはトゲミドリイシ属である」と表記されている事があります。が、これ実は誤りです。何故でしょう?確かに和名は《トゲスギミドリイシ》なのでなんとなく心情的にはトゲミドリイシ属に入れたいところではありますが、上記の通り、ミドリイシ属が正解です。どうしてそう言い切れるんでしょう。


先ず、【ミドリイシ科】 [Acroporridae](アークローポリディ) の中には・・・


【コモンサンゴ属】 [Montipora](モンティポラ)

【トゲミドリイシ属】  [Anacropora](アナクローポラ)←ココに注目

【ミドリイシ属】  [Acropora](アクローポラ)←ココに注目       

【アナサンゴ属】 [Astreopora](アストゥレオポーラ)

【アイソポーラ属】  [Isopora](イゾーポラ)


と、5つの属があります。


次にどれでもいいから図鑑を開きます。《トゲスギミドリイシ》の正式な呼び名(「学名」がくめい)は [Acropora nobilis](アクローポラ・ノォビリィースと発音する)と表記されています。


そして一つ上位の接尾辞は・・・《ミドリイシ属》[Acropora](アクローポラ)でした。


もし《トゲミドリイシ属》[Anacropora](アナクローポラ)だったなら《トゲスギミドリイシ》の学名は[Anacropora nobilis](アナクローポラ・ノォビリィース)でなければなりません。


でも《トゲスギミドリイシ》の「学名」は 唯一、[Acropora nobilis](アクローポラ・ノォビリィースなので誤りという訳なんです。

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もう少し突っ込んで、これがどういう事なのかというと・・・「学名」(がくめい)とは全世界で通用する属以下の名前を重複しない規定になっていて、ひとつの種にはひとつの有効な学名しか存在せず、ラテン語表記が基本です。対して《トゲスギミドリイシ》というのは日本国内での共通呼び名で「標準和名」(ひょうじゅんわめい)と云います。


一応、学名に準ずるという事にはなっていますが特に確固たる規定はなく、地方や学者によって習慣的な名称が流通する為、いくつもの和名(異名=いみょう)が存在する場合があります。また日本に生息しない種は和名のつかないものも多くあり、和名はその名の通り日本独自の愛称なのです。

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このようにサンゴの各種の「学名」は最初に必ず《Acropora》と云った【属名】が付いてありますので、「学名」を見ると何属かが分かるようになっています。このような学名規定を二名法(にめいほう)と云います。


【種の学名】【属名】【種小名】


Ex. [Acropora nobilis](アクローポラ・ノォビリィース)=[Acropora](アクローポラ)+[nobilis]ノォビリィース

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こんな風に学名規定されるほど【属】は重要で、知っておいて損はないグループ分けです。何のグループに属するかを知っていれば飼育の重要なヒントになるでしょう


ところが私たちが図鑑を見る時、【属】で索引されている事は殆どありません。【科】以降、それは「当然」【種の学名】=【属名】+【種小名】だという前提だからです(わざわざ二重には分類してくれない)。


でも・・・二名法なんて誰がいつ教えてくれたというんだ(あれ?理科の授業で習ったっけ??)。


だから種の解説で「なんとか属でこのような形状を持つのは本種だけです。」と説明してくれてあってもなんとか属にどんな種があるのか分からない(比較出来ない)ので、ぜんぜん「ほおぅ。」と心を打たれる事はありません。これは実にもったいない!


でもこんな風に、学名に注目するだけで、すぐ一つ上位の接尾辞である何属かが分かっちゃうんです。すんごく便利だと思いませんか。どのサンゴ同士が近似種だとか、似てるけど実はぜんぜん違う種類なんだなぁ・・・って事が分かれば、今までとはまた違う世界が見えてくるかもしれませんよ。

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しかーし!学名はラテン語なので、その綴り(つづり)は私たち日本人にとっては単なるアルファベットの羅列にしか感じず、大抵はスルーしてしまいます。そこでサンゴ辞典では、学名であるラテン語の読み方も記載しておきます。詳しくは、◎イシサンゴ目(索引01~35)〜(索引36~75)に科と属名、そして01〜75属のページに各サンゴ種の学名カタカナ表記していますので、そちらをご覧ください。


但し、ひとつお断りがあります。例えば、ミドリイシを「アクロポーラ」と表記されている場合が殆どです。しかし、どうにも私には「アクローポラ」に聞こえてならないのです。厳密には「アクローポゥラッ」と聞こえてしまいます。。トゲスギに当たる種小名の「ノビリス」だって「ノォビリィース」にしか聞こえません。こちらは厳密に云うと「ノオッビリィース」と聞こえるのです。何をどう譲ったって「ノビリス」なんかでは決してない! 

*nobilis=「貴族」という意味だそうです。


更に《アザミハナガタサンゴ属》 [Scolymia]は「スコリミア」と発音するのが一般的なようですが、やはり私には「スコリーミア」と聞こえます。と・こ・ろ・がですよ、試しに「スコリーミア」でググってみますと・・・


次の検索結果を表示しています: スコリミア
元の検索キーワード: スコリーミア


と、悲しいことにわざわざ訂正されてしまいました。。

それでも・・・


きこえる~んだー

きこえる~んだー


誰に何と云われようが~


何回聞いても~〜


私にはスコリーミア」って聞こえる~んだー


・・・ささやかな抵抗はこのくらいにして、事実ラテン語の読み方はとても複雑難解で、例えばアルファベットの並びだけでは長音符(ちょうおんぷ=伸ばして読む)や、またその長さなどはさっぱりつかみ所がありません。サンゴ辞典の「学名」のラテン語発音は、あくまで私が個人的に「そう聞こえる」だけなので、「読み易いように」、っていうか「参考程度」・・・う~ん「まぁ、無いよりマシかな?」(どんどん弱気)。という範囲にとどめておいて下さいね~。


重要なのは「そのサンゴ種がどの属に入るのか?」ってコトですから。

◎学名の見方

サンゴ辞典では主に日本国内に生息する造礁サンゴをご紹介しています。造礁サンゴの殆どがイシサンゴ目に属します。次章の◎「イシサンゴ目(索引0~35)」・◎「イシサンゴ目(索引36~75)」《イシサンゴ目》に属する【亜目~属】までの系統樹(けいとうじゅ)です。【属】まで表示すると系統樹(分類)はとても便利なんです。

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和名だけで分類判断すると厄介なコトたくさんあります。これは「サンゴ辞典ー図鑑の見方」でも触れました。


例えば《ヨロンキクメイシ》。キクメイシと名乗っているにも関わらず、ぜんぜんキクメイシの仲間ではない。全くこれっぽっちも・カスリもしない。もちろんヨロンキクメイシ自身がそう名乗ってる訳ではないので、当の彼らに責任は無い。


骨格を持ちますのでイシサンゴ目である事は間違いなさそうです。が、それより下位はというと・・・クサビライシ亜目ヒラフキサンゴ科ヨロンキクメイシ属に分類されます(下記の=イシサンゴ目の造礁サンゴ系統樹(分類)=をご覧ください)。


ヨロンキクメイシの学名は、[Coeloseris mayeri Vaughan](コーエロスゥエイリス・マイエリ・ボーン)です。

つまり、属名【ヨロンキクメイシ属】[Coeloseris](コーエロスゥエイリス)+種小名[mayeri Vaughan](マイエリ・ボーン)なのでヨロンキクメイシ属である事が分かりますね。

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ちなみにこの[Vaughan](ボーン)と云うのは命名者です。命名者は種小名についている場合があります。「Coeloseris mayeri Vaughan, 1918と表記されている事もあります。つまり「ボーンさんが1918年に命名した」という意味なのですが、必ずしも表記されるわけではないんです。何故なんでしょう。

これ、所謂「先取権」によるもので、例えば同じ時期に同じ種を別のヒトが命名してしまった場合、どちらが先に発表したか。とか、その発表の規模だとか(後から気づかず発表したがそちらの方が一般普及してしまった場合どちらに軍配が上がるのか)、要するに後から議論されジャッジの上、現在の学名になったという「曰く付きの種小名」なんです。尚、図鑑では慣習上、全てに命名者を記載しているものも多いようです。命名者や年号はあっても・なくても学名として間違いではありません。

それから例えば「Coeloseris mayeri (Vaughan)と括弧書きになっておれば、命名当時、命名者が不明の場合で後に判明(もしくは外的証拠によって判明)の他、属を移転させた場合に人名が括弧書きになっている場合があります。全ての学名が同ルールという訳でもなく植物界なら属を移転させたら基本的に全部記載するとか、原核生物(バクテリア)なら命名者と年号の間にカンマは入れないとか、これまた、いろいろと慣習事情があるようなので、あんまり気にしなくてイイです。

日本人に馴染みのない学名ですが、これで少しはスッキリして頂けましたでしょうか。


*上述した「ボーンさん」はラテン語風に聞くと「ヴォーンヌ」さんだけど、サンゴ辞典では命名者の読みカナは、【日本語風・命名者の各お国柄読み】とします。実はココ、ものすごーく悩んだんです。。何故かと云うと例えば、ハナガタサンゴ(ハナガタサンゴ属)の学名は日本人命名者である矢部・杉山・江口博士の場合、ラテン語風に書くと・・・

◎【元の学名】Lobophyllia robusta Yabe, Sugiyama & Eguchi, 1936

◎【全てラテン語風カタカナ表記】ロボーフィーリア・ロブースタ ヤーベ,スジヤーマ&エグキ

じゃーん!↑↑↑こんな事になってしまうからです!!↑↑↑

【命名者だけ日本語風・命名者の各お国柄読み】ロボーフィーリア・ロブースタ 矢部,杉山&江口,1936

う〜ん!↑↑↑やっぱり、こっちの方がしっくりきますよね↑↑↑

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・・・話をヨロンキクメイシに戻します。21【ヨロンキクメイシ属】[Coeloseris]でした。下記の系統樹を見るとキクメイシではなく、むしろシコロサンゴ属やセンベイサンゴ属などと近似種である事が分かりますね。だからどうしても【属】に拘りたい。その為には【学名】が重要。学名の最初の単語が【属名】でした。

読めなくてイイんです。スペルさえ合っておれば。ラテン語はアメリカ人もフランス人もみーんなみんな・好き勝手に・独自の解釈で発音しています。ただ単に【学名】のアタマの単語を【属名】に准(なぞら)えるだけで良いのです。是非、「◎イシサンゴ目(01~35)」・「◎イシサンゴ目」(36~75)・「◎その他の海棲生物」を索引代わりに活用してください。

◎イシサンゴ目(索引01~35)

=イシサンゴ目の造礁サンゴ系統樹(分類)=


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  刺胞動物(しほうどうぶつ)門  花虫(かちゅう)綱 → 六放(ろっぽう)サンゴ亜綱 → イシサンゴ目 →亜目から下位が下記の分類です。


◎【ムカシサンゴ亜目】

  ●【ムカシサンゴ科】[Astorocoeniidae] (アストゥロコィニーディ)

    01【ムカシサンゴ属】 [Stylocoeniella] (スティローコェニッラ)

      ・ムカシサンゴ[Stylocoeniella guentheri Bassett-Smith,1890]

    02【パラオサンゴ属】[Palauastrea](パラウァストゥレア)

    03【エダサンゴ属】 [Madracis](マドゥラジィス)

  ●【ハナヤサイサンゴ科】[Pocilloporidae](ポーチィロポリディ)

    04【ハナヤサイサンゴ属】[Pocillopora](ポチィローポラ)

      ・ハナヤサイサンゴ[Pocillopora damicornis(Linnaeus,1758)]

            05【トゲサンゴ属】[Seriatopora](セリアトゥポラ)

      ・フトトゲサンゴ[Seriatopora caliendrum Ehrenberg,1834]

    06【ショウガサンゴ属】[Stylophora](スティローフォラ)

      ・ショウガサンゴ[Stylophora pistillata Esper,1797]

  ●【ミドリイシ科】 [Acroporridae](アークローポリディ)

    07【コモンサンゴ属】 [Montipora](モンティーポラ)

      ・ノリコモンサンゴ[Montipora informis Bernard,1897]

      トゲコモンサンゴ[Montipora hispida (Dana,1846)]

      ・モリスコモンサンゴ[Montipora mollis Bernard,1897]

      ・オオクボミコモンサンゴ[Montipora foveolata(Dana,1846) ]

      ・ミレポラコモンサンゴ[Montipora millepora (Crossland,1952)]

      ・デーナイボコモンサンゴ[Montipora danae (Milne Edwards & Haime,1851)]

      ポーラコモンサンゴ[Montipora hoffmeisteri Wells,1954]

    08【トゲミドリイシ属】  [Anacropora](アナクローポラ)

    09【ミドリイシ属】[Acropora](アクローポラ)

      ・ムギノホミドリイシ [Acropora cerealis (Dana,1846)]

      ・オヤユビミドリイシ [Acropora gemmifera (Brook,1892)]

      ・マルヅツハナガサミドリイシ [Acropora loripes (Brook,1892)]

      ・ハナガサミドリイシ [Acropora nasuta (Dana,1846)]

      ・コイボミドリイシ [Acropora austera (Dana,1846)]

      ・イボユビミドリイシ [Acropora lutkeni Crossland,1952]

        ・ヤスリミドリイシ [Acropora robusta (Dana,1846)]

      ・クシハダミドリイシ[Acropora hyacinthus (Dana,1846)]

      タバネミドリイシ[Acropora polymorpha (Brook, 1891)]

      ・トゲスギミドリイシ[Acropora nobilis (Dana, 1846)]

      ・ウォーレスミドリイシ[Acropora wallaceae Veron,1990]

      ・アクローポラ・グラウカ*和名登録無し[Acropora glauca Brook,1893]

      ・エンタクミドリイシ[Acropora solitaryensis Veron & Wallace,1984]

      ・ツツユビミドリイシ[Acropora humilis (Dana,1846)]

      ・コユビミドリイシ[Acropora digitifera (Dana,1846)]

      ホソエダミドリイシ[Acropora valide (Dana,1846)]

      ・ウスエダミドリイシ[Acropora tenuis(Dana,1846) ]

      パリリスミドリイシ*和名登録無し[Acropora parilis (Quelch,1816)]

    10【アナサンゴ属】 [Astreopora](アッステレオーポラ

       ・アナサンゴ[Astreopora myriophthalma (Lamarck,1816)]

      インクロスタンスアナサンゴ*[Astreopora incrustans Bernard,1896]

     *【ニオウミドリイシ属】[Isopora](イゾーポラ)

      フトエダミドリイシ[Isopora brueggemanni(Brook, 1893)]

      ・ヒラニオウミドリイシ[Isopora cuneata(Dana,1846) ]

      ニオウミドリイシ[Isopora palifera(Lamarck,1816)]

◎【ウネリサンゴ亜目】

  ●【ハナサンゴ科】[Euphyllidae](エゥフィーリディ)

    11【ナガレハナサンゴ属】 [Euphyllia](エゥフィーリア)

    12【オオナガレハナサンゴ属】[Catalaphyllia](カタラフィーリア)

    13【ミズタマサンゴ属】[Plerogyra](プレロジィユラ)

    14【オオハナサンゴ属】 [Physogyra](ファゾジィユラ)   

  ●【ビワガライシ科】[Oculinidae](オクラニディ)

    15【アザミサンゴ属】 [Galaxea](ギャラクセーア)

       *【エダアザミサンゴ属】 [Acrhellia](アークレリア)

◎【クサビライシ亜目】

  ●【ヤスリサンゴ科】[Siderastreidae](シィデラストゥリィディ)

    16【ニセヤスリサンゴ属】 [Pseudosideratrea](サウドシィデタトゥリア) 

    17【アミメサンゴ属】 [Psammocora](サンモォコーラ)

      ・アミメサンゴ [Psammocora profundacella Gardiner,1898]

      ・ベルベットサンゴ[Psammocora superficialis Gardiner, 1898]

      ・トゲアミメサンゴ[Psammocora haimeana Edwards & Haime,1851]

      ・ヤッコアミメサンゴ[Psammocora contigua (Esper,1797)]

      ・ヒダアミメサンゴ[Psammocora nierstraszi Horst,1921]

    18【ヤスリサンゴ属】 [Coscinaraea](コッシィーナラヤ)

      ・ヤスリサンゴ[Coscinaraea columna(Dana,1846)]

  ●【ヒラフキサンゴ科】 [Agariciidae](アガリチィーディ)

    19【シコロサンゴ属】 [Pavona](パボーナ)

      ・シコロサンゴ [Pavona decussata(Dana,1846)]

      ・サオトメシコロサンゴ [Pavona cactus (Forskal,1846)]

        ・ヒラシコロサンゴ[Pavona explanulata(Lamarck,1816)]

      ・シワシコロサンゴ[Pavona varians Verrills,1864]

    20【センベイサンゴ属】[Leptoseris](レプトセィリッス)

      ・ハシラセンベイサンゴ [Leptoseris scabra (Vaughan,1907)]

      ・アバタセンベイサンゴ[Leptoseris mycetoseroides Wells,1954 ]  

      ・センベイサンゴ[Leptoseris explanata (Yabe and Sugiyama,1941)]

      ・チジミセンベイサンゴ[Leptoseris yabei (Pillai and Sheer,1976)]

    21【ヨロンキクメイシ属】 [Coeloseris](コーエロスゥエイリス)

      ・ヨロンキクメイシ[Coeloseris mayeri Vaughan,1918]

    22【ヒラフキサンゴ属】 [Gardineroseris](ガーディネロスィリス)

    23【リュウモンサンゴ属】 [Pachyseris](パキゼィリッス)

      ・シワリュウモンサンゴ [Pachyseris rugosa (Lamarck,1801)]

  ●【クサビライシ科】[Fungiidae](フォンジディ)

    24【マンジュウイシ属】[Cycloseris](ツィクーロセアリン)

    25【ワレクサビライシ属】[Diasenis](ディセァンニィス)

    26【パラオクサビライシ属】 [Heliofungia](エーロフンザ)

    27【クサビライシ属】[Funjia](フゥンザァ)

    28【トゲクサビライシ属】 [Ctenactis](アークティナークティ)

    29【キュウリイシ属】  [Herpolitha](エィリポリータ)

    30【イシナマコ属】[Polyphyllia](ポーリファリア)

    31【ヘルメットイシ属】 [Sadalomitra](サンダロリータ)

    32【カブトサンゴ属】 [Halomitra](アローミートゥラ)

    33【アミガササンゴ属】 [Zoopilus](ゾーピロス)

    34【カワラサンゴ属】[Lithophyllon](リタフィオルン)

      ・カワラサンゴ [Lithophyllon undulatum Rehberg,1892]

    35【ヤエヤマカワラサンゴ属】 [Podabacia](プーダァバーシア)



文字数の関係で「◎イシサンゴ目(索引36~75)」へ続く・・・

◎イシサンゴ目(索引36~75)

・・・「◎イシサンゴ目(索引01~35)」からの続きです。


◎【キクメイシ亜目】

  ●【ウミバラ科】[Pectiniidae](ペティニーデ)

    36【キッカサンゴ属】[Echinophyllia](エキノーフィーリア)

      ・キッカサンゴ[Echinophyllia aspera(Ellis & Solander, 1786)]

    37【オキナワキッカサンゴ属】[Echinomorpha](エキイノウモゥルファ)

    38【アナキッカサンゴ属】[Oxypora](オクシーポーラ)

      ・アナキッカサンゴ[Oxypora lacera (Verrill,1864) ]

    39【ウスカミサンゴ属】  [Mycedium](ミチェードゥム)

      ・ウスカミサンゴ [Mycedium elephantotus(Pallas,1766)]

    40【スジウミバラ属】[Pectinia](ペクティーニア)

     *【ウミバラ属】 [Physophyllia](フィッゾフィーリア)

      ・ウミバラ [Physophyllia ayleni (Wells,1934)]

  ●【サザナミサンゴ科】[Meruninidae](メルニーニィディ)

    41【イボサンゴ属】[Hydnophora](イディノォフォラ)

      ・イボサンゴ [Hydnophora pilosa Veron]      

    42【サザナミサンゴ科目】[Murulina](メルリィーナ)

    43【オガサワラサンゴ属】[Boninastrea](ボンナッストゥレーア)

    44【オオサザナミサンゴ属】 [Scapophyllia](スカポフィーリア)

  ●【オオトゲサンゴ科】 [Mussidae](ムゥーシィデ)

    45【タバサンゴ属】 [Blastmussa](ブラストムーサ)

      ・オオタバサンゴ[Blastomussa wellsi Wijsman-Best,1973]

    46【ヒメハナガタサンゴ属】[Micromussa](ミクロムウッスア)

    47【オオトゲキクメイシ属】  [Acanthastrea](アーカンタンストゥレーア)

      ・オオトゲキクメイシ [Acanthastrea hillae Wells,1955]

      ・アマクサオオトゲキクメイシ[Acanthastrea amakusensis]

      ・カクオオトゲキクメイシ[Acanthastrea lordhowensis Veron & Pichon,1982 ]

      ・ヒメオオトゲキクメイシ[Acanthastrea echinata(Dana,1846)]

    48【ハナガタサンゴ属】[Lobophyllia](ロボーフィーリア)

      ・ハナガタサンゴ [Lobophyllia robusta Yabe, Sugiyama & Eguchi,1936]

    49【ダイノウサンゴ属】[Symphyllia](スィームフィリア)

    50【アザミハナガタサンゴ属】 [Scolymia](スコリーミア)

    51【ヒラサンゴ属】  [Austraromussa](アウストラロムウッスア)

    52【コハナガタサンゴ属】 [Cynarina](シナリーナ)

  ●【キクメイシ科】 [Favidea](ファヴィデア

    53【タバネサンゴ属】[Caulastrea](カウラストゥレア)

      ・タバネサンゴ [Caulastrea tumida Matthai,1928]

    54【キクメイシ属】[Favia](ファーヴィア)

      ・キクメイシ[Favia speciosa (Dana,1846) ]

      ・アツキクメイシ[Favia rotundata (Veron,Pichon&Wijsman-Best,1977)]

      ・アラキクメイシ[Favia matthaii Vaughan,1918]

      スボミキクメイシ[Favia favus(Forskål,1775)]

    55【バラバットイア属】[Barabattoia](バラバットイア)

    56【カメノコキクメイシ属】[Favites](ファヴィーテッス)

      ・オオカメノコキクメイシ [Favites flexuosa (Dana,1846)]

      ・マルカメノコキクメイシ[Favites halicora (Ehrenberg,1834)]

    57【コカメノコキクメイシ属】[Goniastrea](ゴニアストゥレーア)

      ・ミダレカメノコキクメイシ [Goniastrea deformis Veron,1990]

      ・パリカメノコキクメイシ[Goniastrea aspera (Verrill,1905) ]

    58【ノウサンゴ属】[Platygyra](ラチジィーラ)

      ・ミダレノウサンゴ[Platygyra contorta Veron,1990]

    59【オオナガレサンゴ属】[Oulophyllia](オゥロフィーリア)

      ・オオナガレサンゴ[Oulophyllia crispa (Lamarck, 1816) ]

    60【ナガレサンゴ属】[Leptoria](レプトウリア)

    61【マルキクメイシ属】[Montastrea](モンタストゥレーア)

      ・タカクキクメイシ[Montastrea valenciennesi (Milne Edwards & Haime,1848)]

      ・オオマルキクメイシ[Montastraea magnistellata Chevalier,1971]

    62【コマルキクメイシ属】[Plesiastrea](レジィアストゥレーア)

      ・コマルキクメイシ[Plesiastrea versipora(Lamarck,1816)]

    63【キクメイシモドキ属】[Oulastrea](オゥラストゥレーア)

    64【ダイオウサンゴ属】[Diploastrea](ディプロアストゥレーア)

    65【ルリサンゴ属】[Leptastrea](レプタストゥレーア)

      ・トゲルリサンゴ[Leptastrea pruinosa Crossland,1952]

    66【トゲキクメイシ属】[Cyphastrea](シーファストレア)

      ・トゲキクメイシ[Cyphastrea microphthalma(Lamarck,1816)]

      ・フカトゲキクメイシ[Cyphastrea serailia (Forskål, 1775)]

    67【リュウキュウキッカサンゴ属】[Echinopora](エキィノーポラ)

      ・タイヨウリュウキュウキッカサンゴ [Echinoporo pacificus Veron,1990]

  ●【ヒユサンゴ科】 [Trachyphylliidae](トゥラキフィリディエ)

    68【ヒユサンゴ属】 [Trachyphyllia](トゥラキフィーリア)

      ・オオバナサンゴ(ヒユサンゴ)[Trachyphyllia geoffroyi Audouin ,1826]

◎【チョウジガイ亜目】

  ●【チョウジガイ科】 [Caryophylliina](カリオウフィリーナ)

    69【ムシノスチョウジガイ属】 [Caryophylliidae](カリオーフィリディ)

     *【ナガレハナサンゴ属】[Euphyllia](エゥフィーリア

      ナガレハナサンゴ[Euphyllia ancora Veron & Pichon,1980]

     *【オオハナサンゴ属】[Physogyra](フィゾジーラ

      オオハナサンゴ[Physogyra lichtensteini(Edwards & Haime,1851)]

◎【ハマサンゴ亜目】

  ●【ハマサンゴ科】 [Poritidae](ポーリティデ)

    70【ハマサンゴ属】 [Porites](ポリィーテッス)

      ・ヒメコブハマサンゴ [Porites stephensoni Crossland,1952]

    71【スタイラリーア属】[Stylaraea](スタイラーリア)

    72【ハナガササンゴ属】[Goniopora](ゴニオーポラ)

      ・ハナガササンゴ [Goniopora lobata Edwards & Haime,1860]

      ・キクメハナガササンゴ[Goniopora djiboutiensis Vaughan,1907]

    73【アワサンゴ属】[Alveopora](アルヴィオーポラ)

◎【キサンゴ亜目】

  ●【キサンゴ科】 [Dendrophylliidae](デンドゥロフィリーディ)

    74【スリバチサンゴ属】[Turbinaria](トゥルビィナーリア)

      ・オオスリバチサンゴ [Turbinaria peltata (Esper,1794)]

      ・スリバチサンゴ [Turbinaria mesenterina (Lamarck,1816)]

      ・ヨコミゾスリバチサンゴ [Turbinaria reniformis (Bernard,1896)]

      ・ウネリスリバチサンゴ[Turbinaria frondens (Esper)]

      ・ヒメスリバチサンゴ[Turbinaria stellulata(Lamarck,1816 )]

    75【スツボサンゴ属】[Heteropsammia](エテロパースアーミア)



・・・と、ここまでが造礁サンゴの内、イシサンゴ目に属する種です。*はイシサンゴ目に属するものの非造礁サンゴ扱いのものですが、上記の系統樹は日本サンゴ礁学会さんが2000年に作成したもので、分子遺伝学的検討に基づく分類(2009年)とはまた微妙に相違点がありますが、今の所はーという事にしておいてください。


◎その他の海棲生物(索引)

イシサンゴ目の造礁サンゴに続いて、造礁サンゴでありながら、イシサンゴ目以外のものも一部ありますので触れておきます。


=イシサンゴ目以外の造礁サンゴ系統樹(分類)=


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  刺胞動物(しほうどうぶつ)門  花虫(かちゅう)綱 → 放(はっぽう)サンゴ亜綱 → 目から下位が下記の分類


◎【アオサンゴ目】

  ●【アオサンゴ科】 [Helloporidae](イーリュウポーリディ)

    76【アオサンゴ属】 [Heliopora](イーリュウポーラ)

◎【ウミヅタ目】

  ●【クダサンゴ科】 [Tubiporidea](トゥビポーリディ)

    77【クダサンゴ属】 [Tubipora](トゥビポーラ)


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  刺胞動物(しほうどうぶつ)門  ヒドロ虫(ヒドロチュウ)綱 → 目から下位が下記の分類


◎【アナサンゴモドキ目

  ●【アナサンゴモドキ科 [Milleporidae](ミィレポーリディ)

    78【アナサンゴモドキ属】 [millepora](ミィレポーラ)



以上が現在、造礁サンゴ扱いとされている種の分類です。

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更にイシサンゴ目でも無ければ造礁サンゴでも無い・・・じゃあナニ?って感じですが、大きな括りとしては「六放サンゴ亜綱」や「八放サンゴ亜綱」って云うくらいですから、サンゴはサンゴです。ご存知、表情豊かなソフトコーラルやイソギンチャクなどの仲間をご紹介します。


=イシサンゴ目以外の非造礁サンゴ(分類)=


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  刺胞動物門 → 花虫綱 → 六放サンゴ亜綱 → スナギンチャク目 → 亜目から下位が下記の分類


◎【短膜亜目】

  ●【Neozoanthidae】[Neozoanthidae]

    【Neozoanthus(属)】[Neozoanthus]

  ●【イワスナギンチャク科】[Sphenopidae](スペノピディ)

    【イワスナギンチャク属】[Palythoa](ファリトゥー)

      ・タマイワスナジンチャク[Palythoa lesueuri Audouin]

      ・タチイワスナギンチャク[Palythoa yongei Carlgren,1937]

      ・イワスナギンチャク(パリトキシン猛毒を持つ)

  ●【スナギンチャク科】[Zoanthidae](ゾンティディ)

    【スナギンチャク属】[Zoanthus](ズァントゥス)

      ・キクメマメスナギンチャク[Zoanthus sansibaricus ]

      ・フジマメスナギンチャク[Zoanthus aff. vietnamensis]

      ・クロシオマメスナギンチャク[Zoanthus kuroshio]

      ・ブドウマメスナギンチャク[Zoanthus gigantus]


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  刺胞動物門 → 花虫綱 → 六放サンゴ亜綱 → イソギンチャク目 → 科から下位が下記の分類

◎【ウメボシイソギンチャク科】[Actiniidae](アークティニィデ

  ●【Antheopsis(属)】[Antheopsis](アントゥプシース

    ・キッカイソギンチャク[Antheopsis koseirensis sensu Uchida & Soyama, 2001]

◎【ハタゴイソギンチャク科】[Stichodactylidae](スティショーダクティーディ

  ●【Stichodactyla(属)】[Stichodactyla](スティショーダクティラ

    ・グビジンイソギンチャク[Stichodactyla tapetum (Hemprich & Ehrenberg in Ehrenberg,1834)]

◎【ケイトウイソギンチャク科】[Thalassianthidae](タラッスェンティディ)

  ●【Heterodactyla(属)】[Heterodactyla](エテロダクティーラ)

    ・ミノイソギンチャク[Heterodactyla hemprichii  Ehrenberg, 1834]


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  刺胞動物門 → 花虫綱 → 八放サンゴ亜綱 → ウミトサカ目 → 亜目から下位が下記の分類


◎【ウミトサカ亜目】

  ●【ウミトサカ科】[Alcyonacea](アルチョナチェア)

    ウミキノコ属】[Sarcophyton](サルコーフィトゥーヌ

        オオウミキノコ[Sarcophyton glaucum(Quoy&Gaimard,1833)]

  ●【ウミヅタ科】[Clavulariidae](ラボラリィデ)

    【ハナヅタ属】[Pachyclavularia](パキケルヴラーリア

        ・ムラサキハナヅタ[Pachyclavularia violacea (Quoy & Gaimard)]

  ●【チヂミトサカ科】[Nephtheidae](ニフタィディ)

    【トゲトサカ属】[Dendronephthya](デンドロネフティーヤ)

         ・オオトゲトサカ[Dendronephthya gigantea(Verrill,1864) ]

         ・ビロードトゲトサカ[Dendronephthya habereri Kükenthal,1905]

         ・トゲトゲトサカ[Dendronephthya mucronata(Pütter,1900)]

    【ハナトサカ属】[Stereonephthya](ステレオネフティーヤ)

         ・キバナトサカ[Stereonephthya japonica Utinomi,1954]

         ・アカバナトサカ[Stereonephthya rubriflora Utinomi,1954]

  ●【ウミアザミ科】[Xeniidae](テッセニーディ

    ウミアザミ属】[Xenia](テッセーニア

        ブルームウミアザミ[Xenia blumi Schenk,1896]


もう、お気づきの事かと思いますが、普段私たちがよく言う、ハードコーラルなのかソフトコーラルなのか、或いは好日性か陰日性などの分け方は、現在の所、生物学的な分類では「全く関係が無い」ようなのです。しかもイソギンチャク類だって「六放サンゴ亜綱」に入っちゃう。。不思議~ですよね。

納得行かない部分がいっぱいあると思うのですが、2011年7月に独立行政法人沖縄科学技術研究基盤整備機構(OIST)のマリンゲノミックスユニットがコユビミドリイシの全ゲノムを解読したそうです。当時は「世界で初めてサンゴの全ゲノム解読に成功」と大きく報道されました。また、その2年後の2013年7月には褐虫藻のゲノム解読にも成功したとか。おおぉ!!

更に、同ユニットは2014年5月にはサンゴ礁を形成する上で最も代表的なミドリイシ属の個体を的確に識別出来るDNA解析の手法を編み出したそうで、今後サンゴの分類に於いて劇的に大幅な改定が見込まれるハズ!なので発表有り次第、サンゴ辞典でも追記したいと思っています。

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それでは最後に、サンゴではないけれど、タンクメイトとして欠かせないサンゴ礁の住民たちを一部ご紹介します。


=その他の海棲生物(分類)=


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  環形動物門 → 多毛綱 → 目から下位が下記の分類


◎ケヤリムシ目

  ●【ケヤリムシ科】[Serpulidae](セルプリディ)

    【Sabella(属)】[Sabella](サベーラ)

      ホンケヤリムシ[Sabella fusca Grube]

    【Sabellastarte(属)】[Sabellastarte](サベーラスターテ

      インドケヤリ[Sabellastarte sanctijosephi(Gravier)]

  ●【カンザシゴカイ科】[Serpulidae](セルプリディ)

    【イバラカンザシ属】[ Spirobranchus ](スペロブランチュース)

      ・イバラカンザシ[Spirobranchus giganteus (Pallas)]



◎用語解説

サンゴの用語解説


=見た目に関する事=

【単体】(個体)
一つの塊が一つのサンゴ体で出来ているものの事。普通はポリプ一個体なので、口は一つしかありませんが、分裂途中で口が二つ以上になることもあります。クサビライシなどはひと塊りがポリプ一個で形成されていますので、単体サンゴという事になります。

【群体】
一つの塊が多くのサンゴ体で出来ているものを指します。ミドリイシ・ハマサンゴ・キクメイシなど、ほぼ全てのサンゴはひと塊りの群体です。大抵は個体ではなく「群体」と呼ぶのが正しいという事になります。

【叉状分岐】(またじょうぶんき)
枝状群体の分岐の方法で、2股または3股以上で、比較的均等に分かれる枝状のものを指します。

【樹状分岐】
同じく枝状群体の分岐の方法で、幹と枝がはっきり区別出来る枝分かれの種類です。

【コリンボーズ型(状)】
ブーケ(花束)のような形をした群体の形状を指します。

【ロゼット型(状)】
もともとバラの花に由来する言葉で、八重咲きのバラの花びらのような配列を現します。ロゼット型植物は根から生えた葉を少しずつずらして付ける事により光を効率良く受け取る事が目的であると云われています。

用語解説01画像


=骨格に関する事=

【サンゴ体】
一匹のポリプが占める骨格の範囲の事。

【莢】(きょう)
骨格に表面にあるポリプの収まる穴。

【頭頂体】
枝など突起の先端にあるサンゴ体で、突起の側面にあるサンゴ体と形が異なる場合に呼びます。主にミドリイシ類の先端にあるサンゴ体を指します。

【頭頂莢】(とうちょうきょう)
頭頂体のポリプが収まる骨格の穴の事。

【側サンゴ体】
主にミドリイシのサンゴ体の内、頭頂体より下に位置するサンゴ体で、枝の側面に位置します。

【側莢】(そくきょう)
側サンゴ体のポリプが収まる骨格の穴の事。

【莢丘】(きょうきゅう)
サンゴ体が共同骨格上の円錐状に突出したもの。

【共同骨格】
群体性サンゴの各サンゴ体間にある骨格。

【莢壁】(きょうへき)
サンゴ体の莢の外側を包む骨格の事で、隣接するサンゴ体とくっつくのものの中には二つの莢壁が完全に癒合(ゆごう)して一つになるものも多いようです。

【隔壁】(かくへき)
莢内に放射状に配列する骨格の薄い「仕切り板」の事で、種類によっては細い「トゲ」状になるものもあります。

【サイクル】(環)
一次・二次・三次など大きさが同一序列の隔壁(かくへき)のセットを指します。

【一次隔壁】
ポリプの成長の初期に作られた長い隔壁の事。

【二次隔壁】
隔壁形成の後期に形成された短い隔壁の事。

【肋】(ろく)
隔壁に連続して莢壁の外部に伸びた部分。

【隔壁ー肋】
隔壁と肋の区別がはっきりしない場合、ひとつにまとめて呼ぶケース。

【パリ】
隔壁の内部の先に立つ小さな突起で、軸柱のまわりに環状に並ぶものが多いようです。パリを持つ種類と持たない種類があります。

【パリフォームロブ】
隔壁の最内部の上縁にある大きな垂直の歯状の突出。

【シナプチキュラ】
隣接した隔壁をつなぐ針状の連絡の事。

【莢心】(きょうしん)
莢の中心部分を指します。

【軸柱】(じくちゅう)
莢心に立つ柱状の突起の事で、持つ種類と持たない種類があります。


用語解説02画像


=共肉に関する事=

【ポリプ】サンゴ1個体の内、骨格を除いた柔らかい肉部全体を指します。

【頂端ポリプ】
ミドリイシなど枝の先端に位置する比較的大きいめのポリプ。

【側生ポリプ】
頂端ポリプの下方で枝周りで放射状に配列した比較的小さめのポリプ。

【共肉】(きょうにく)
群体性サンゴで、各ポリプ間にある共同骨格上を覆う肉部の事。

【触手】(しょくしゅ)
ポリプの上端にある細長い或いは枝分かれした配列の突起で、種類によって様々な形状を持ちます。採餌・沈殿物の除去・攻撃などを行います。

【羽状触手】
左右に小枝を持つ羽根状の触手で、アオサンゴやクダサンゴが持っています。

【触手環】
口を取り巻いて環状に配列する触手の環の事。

【隔膜糸】(かくまくし)
隔膜の下部につながる紐状の消化器官で、時には蜘蛛の巣の様に吐き出し、外敵を殺傷又は弱らせることが出来ます。

【外套】(がいとう)
ポリプの体壁部の横への大きな張り出し部を指します。

【口】
口盤の中に位置し、口盤一つに対して普通は一つの口ですが、種類によっては二つ以上、或いは多数が列を作って並ぶ事もあります。餌や水分の取り込み・糞・水分の排出・卵やプラヌラの放出を行います。

【口盤】(こうばん)
ポリプが開いた時に触手の環の中にある平たい部分で、普通はその中に口があります。

【口丘】(こうきゅう)
幾分ながら盛り上がった口盤の事。


*大部分をフィールド図鑑「造礁サンゴ」さんから引用させて頂いております。

◎ライブロック

【ライブロック】(Live rock)とは

ブルラボでは、ライブロック(↑画像のものは格付けランク:リーフロック↑)にそれぞれ商品番号をつけてキュアリング期間や状態を管理し易い様にしています。この水槽に入っているリーフロックはもう仕上げ段階のもの。リーフロックに付着しているバクテリアの作用で水(海水)は限りなく透明。まるで海水が入っていないかの様に見えますね。

サンゴ礁では先住民サンゴの死骸が長い年月を経て風化し、その上に新しいサンゴ礁が作られる事を繰り返します。これが造礁サンゴの生態系となります。ライブロックの表層には新しいサンゴの幼体が固着するのみならず多種多様な生物が繁殖します。サンゴの死骸、つまりサンゴ骨格は多孔質で内部に沢山の小さな空洞があり、そこには微生物、主に生物濾過を促進させるバクテリアや無脊椎動物が棲みます。

アクアリウムで使用するライブロックとは単に手頃な岩や石に石灰藻や海藻が付着したものをを指すのではなく、あくまでも死サンゴの骨格で多孔質のものに限り、閉鎖的な飼育環境下で、硝化~脱窒といった水質維持に貢献する目的で使用します。主にベルリン式、広い意味でのナチュラルシステムでのリーフアクアリウム飼育の必須アイテムとしてライブロックが利用されています。

つまり同じ体積のライブロックであれば、細かく小さな穴が沢山空いている方が、[表面積が広い]=[バクテリアの棲家が多い]→[沢山のバクテリアが棲める]→[窒素循環サイクルの効率が良い]と言えます。

様々な形状のライブロックが複雑に折り重なった造形は、自然界に於いても小魚やエビの隠れ家になったり、また飼育水槽内では水質に対する濾過能力を期待するだけでなく、より自然の海中の景観に似せる為の演出としても利用されます。

キュアリング初期の段階では、飼育水槽に向かない微生物や不純物などで大量のタンパク質が放出されますので、大型プロテインスキマーで撹拌・除去します。換水は2~3日に一度、ほぼ全替えペースで標準は2〜3サイクル程度です。

養殖を除く天然ライブロックは水槽内へ投入する前に必ず「キュアリング」という作業を行います。何故なら飼育水槽内では生存不可能な生物も多く付着しているからです。もしそのまま水槽へ投入するとこれらの生物が死滅し、やがて腐敗する可能性が高いからです。一般的には強めの水流とエアレーションで攪拌します。定期的に換水しながら一定期間養生する事で、飼育水槽で出来る限り生存可能な生物のみを確保します。このように非常に手間暇がかかる事から、生きたサンゴと引けを取らない価格になってしまいます。

liverock_1.jpgライブロック
キュアリング中期の水槽では、ライブロックの表面は傷付けない(ブラシなどでゴシゴシ擦らない)よう、小さめのヤドカリ君に優しくお掃除の協力をしてもらっています。ブルラボのキュアリング水槽では、貝殻全長=約7mm未満のヤドカリ君達が常時3000匹程度働いてくれています。

しかしながらライブロックに付着する生物が必ずしも飼育水槽に有益とは限りません。カニ・シャコ・貝・ウミウシ類にはサンゴや観賞魚にとって重大な食害を及ぼすものも多く存在します。「キュアリング」期間中はヒトが刺されるとものスゴく★痛いウニ類も含めて、見つける都度ピンセットで取り除きますが、ライブロックに空いている無数の小さくて複雑な空洞に入り込まれるともうお手上げです。

これらの生物はライブロック投入後、数ヶ月も経ってからひょっこり顔を覗かせるかもしれません。自然界ではバイオマス(=生物の現存量)がバランス良く成り立っているので何の問題もありませんが、観賞を目的とした限りあるタンクに害を及ぼす生物を発見したら早めに取り除く必要があります。


一般的なライブロックの採取先は、藻場と礁池のちょうど間くらいです(↑画像参照↑)。水深は深くても10mまで。サンゴ礁ではサンゴの下にある為、採取が困難なのです。故に採取仕立てのライブロックはサンゴ礁には生息しない、海藻や藻も沢山生えている訳です。大きな海にとっては重要な存在ですが、飼育環境下にある水槽内では育成の条件が備わっていません。腐敗して返って水質を損ねないよう、ある程度しっかりとキュアリングする必要があると考えられます。

通信販売で購入の場合は、注意すべき点があります。大抵の場合は発砲スチロールに海水で濡らした新聞紙で包んだ状態です。もし、開封して「嫌な臭気」があったらライブロックに付着の生物の何かが、死滅して腐敗が進行していると考えるべきです。その原因の多くは貝・ホヤ・海藻・藻です。この様な場合は原因を取り除いた後に、海水でジャブジャブ洗い流す必要があります。それでも臭気が取れない場合はライブロックの内部空洞内で腐敗しているのかもしれません。残念ながらこの様なケースでは諦めざるを得ない場合もあります。

ブルラボでは、サンゴと同じ梱包方法で発送しておりますので、腐敗はほぼ無いと思います。嫌な臭気を感じなければ、梱包ビニル袋に入っている海水で軽くすすぐ程度で充分。そのまま水槽へ入水出来ます。

ベルリンシステムの走りであるヨーロッパなどの諸外国では、もともと市場流通に於けるライブロックには目的によってグレード表示されていました。主に安価順で、[ベースロック]・[ライブロック]・[リーフロック]の3種類に区別されます。

=ベースロック=
死サンゴの無数の小さな空洞はいずれ微生物の恰好の隠れ処になりライブロック化していきます。[ベースロック]はライブロック化せず、そのまま風化した風化サンゴとも呼ばれます。水槽で管理されず、乾燥保管の為、生きている生物は付着していません。

ロックを組む際一番下になる部分、つまり土台に[ライブロック]や[リーフロック]を配置すると、重なる設置面や止水域に微生物や海藻などが死んで、デトリタスの溜まり場になってしまう為、水質が悪化してしまいます。複数のロックでレイアウトする際の下層には[ベースロック]を使用される事をお奨め致します。

=ライブロック=
生物濾過を目的とした濾材としての位置付けで、国内では見た目のグレードが低めのものを指しますが、水槽内でリーフロック同様キュアリングされ、生きた微生物が生息しています。現代では様々な生物濾材が開発されていますが、一昔前前までは生物濾過と言えば、この[ライブロック]がメインでした。

レイアウトでロックを高積みされる際、中層に組む為のに使用します。中層に[リーフロック]を使用されますと、やはり重なる設置面や止水域に微生物や海藻などが死んだデトリタスの溜まり場になってしまう危険性があります。高積みされないのでしたらむしろ[ライブロック]を割愛し、[ベースロック]と[リーフロック]だけで組まれた方が美観も損ねず安価に済みます。逆にロックを覆い尽くすくらいサンゴをレイアウトされるなら[ベースロック]と[ライブロック]だけで充分です。

=リーフロック=
ライブロックの中でも厳選されたものを指し、サンゴ同様の扱いとなります。生物濾過はもちろんの事、主に観賞目的として真っ赤な石灰藻や鮮やかな色彩の海藻が付着した景観上に於いても大変美しいハイグレードなものを指し、国内では一個体ずつ個別に販売されているものが主にそれです。[リーフロック]は観せる為のロックですからその目的を果たす為にロック組みの一番上層に配置します。

このように用途に応じて明確な区分があり、グレードの高い[リーフロック]をたくさん導入したからといって必ずしも飼育水がクリアになる訳ではないのです。誤って配置すると生物濾過のつもりが返って水質を損ねる事にもなりかねません。ブルラボでは、販売ライブロック(ロック)に必ず格付け表記しているのはこの為です。

最近はあまりこういったグレードの区別はなく、全て「ライブロック」として一括りになっている事が多くなり、日本国内に於いてもその目的や販売価格の基準も曖昧になって来ましたが、目的に応じた選択としての知識は必要な事だと思います。

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【ライブロック・レイアウト】の参考例

このコーナーでは趣向を変えて、ライブロックを用いたレイアウトがイマイチしっくり来ない・・・というアクアリストの皆さんの参考になれば…と思い、水槽を一本空にしてみました(機材や水質・水流・光量・底砂に関する事は割愛)。

では具体的なレイアウトの例を見て行きましょう(^_^)お手元の全てのライブロックをパレットなどに並べてイメージ出来たら、先ずはリーズナブルな代用品「ベースロック」から。お住まいの地域が海岸に近ければ、[無料]で手に入りますよ。砂浜や膝下くらい海に入って行けば見つかります。

但し、河口が近かったり、濁った海の砂浜で入手した場合はサンゴにとって厄介な病原菌が付着しているケースも否めません。出来れば、使用前に煮沸処理した方が賢明です。これについては又別の機会に記述しますが、サンゴの病気の殆どが【土壌・生活排水・ヒトの尿】から検出される細菌です。大きなお鍋でコトコト煮るはなかなか出来ませんが、せめてバケツかタライの中で熱湯にしばらく漬けてから使用される事をお勧めします。もちろん澄んだ海で採取された場合、この工程は特に必要ありません。


↑画像のデモ水槽↑は900×450×450サイズで、今回は「ライブロック」を使用しません(ライブロック・レイアウトなのに?m(_ _)mややこしくてすみません)。この時に使用した「ベースロック」は大小合わせて6個です。最初はラフに置いて「リーフ・ロック」を組む時にまた整えればいいのです。ポイントは「大体の位置」と「高さ」を決める感じです。

次に「リーフロック」を組んでいきます。だんだん愉しくなって来ましたね (^O^)「リーフロック」は、観せる為のライブロックですから、格好の良い面や形を上手く使えば、大きさにも寄りますが割と少量でもダイナミックに見せる事も可能だったりします。下にあった「ベースロック」はもう隠れてしまいましたね。あっ!そうそう。人気のアーチに拘りすぎて「神社の鳥居」みたいにならないように気をつけて!!あれは美的センス上、最悪です。

さて、ひとつ手に掴んだその「リーフロック」、上下逆にしたり左右をひっくり返したりすると随分と表情も変わるものです。画像はこれで大小17個です。ここで注意すべき点は組み上げた「リーフロック」と「リーフロック」の間は、なるべく[水通し良くする]事です(つまり接地面積を少なくするという事)。自然界でこんなルールはもちろんありません。繰り返しになりますが、限られた空間の飼育水槽下では付着している生物が傷んだり、デトリタスが溜まって水質悪化を招く可能性があるからです。又、バイオフィルムの問題もあるのですが、このお話はなが~くなるので別の機会に。


↑皆さんそれぞれ好みはあると思いますが、どうです?↑これだけでもカタチになって来たでしょう?もしライブロックだけのお魚水槽だったら、ここから先、完成系へと進めて行く訳ですが・・・あくまで「リーフ・タンク」の[ライブロック・レイアウト]なので、未完成のまま次の作業に移ります。つまり[ライブロック・レイアウト]はコレで終了~です。

[ライブロック・レイアウト]のポイントは「未完成で完成」です。但し、この時点でそこそこ「格好イイ」状態をキープしておく必要があります。この工程で格好悪かったらサンゴ・レイアウトをどんなに頑張っても仕上がりはやっぱり「格好悪い」のです。特に絵を描く趣味のある方やお化粧される女性なら経験ありますよね。


そして最終工程、「サンゴ・レイアウト」!!それはアクアリストにとって一番至福の時です(^ー^)ノ ♪  はっぴっぴぃ ♪↑ここで使用したサンゴ↑は大小合わせて28群体ですが、不安定なサンゴはここで「リーフ・ロック」をズラしたりしてしっかり挟み込みましょう(毒性の強いサンゴと弱いサンゴを隣同士に近づけたりしないよう注意してくださいね)。

やっぱりここでも好みがあると思いますが、好みやセンスより優先すべき事は「実際のサンゴ礁をイメージ」するという事です。ダイビングやシュノーケリングを趣味とされる方ならよくご存知だとは思いますが、もちろん、厳密にはこんなにお行儀良く並んでいません。
その一瞬一瞬が「種の生存争い」という感じで、もっとジャングルみたいです。

ですが、最重要事項!それはズバリ「生息場所」です。例えば、私たち「ヒト」は足を地につけて歩いたり立ち止まり、ご飯は座って食べます。寝る時に逆立ちして寝る方は、まずいませんよね。

でも殆どのサンゴはずっと立ったまんま(固着)なんです。サンゴはプラヌラ幼生時代、大海原を浮遊して自由生活を過ごします。その後「ある場所」に着生します。つまり、この広~い広い海の中で、「わざわざ」・「選んで」・「ソコに着生」、つまり「終の住処」にする訳ですから、余程慎重に選んで、気に入った場所に違いありません(多分)!

現に、斜面にしか固着しないサンゴ・底辺や瓦礫(がれき)の上に垂直にしか生えないものもあります。また同じサンゴ種でも異なる場所に生息するものもあります。光量・水流もそれぞれです。ワイルドものでもブリードものでも、ご自身の飼育水槽へ入水させる前に、以前のいた環境がどんなだったかが分かれば一番良いのですが、その情報を入手するのはなかなか困難です。

そこで「サンゴ辞典」の「主な生息地」を参考になさって下さい。そしてもし、そのサンゴが気に入らず、元気が無いようなら、引越しさせてあげればイイのです。早く好みの場所が見つかって、元気になったらそれが(^_^)一番の愉しみですね♪

繰り返しになりますが「サンゴ・レイアウト」のポイントは、私たちが逆立ちしたまま寝ないのと同じようには自然界ではあり得ないような「不自然な配置しない」事です。つまり先ずはレイアウト道というより、サンゴの長期飼育を目指す目的です。これに関しては、アクアリウム雑誌よりダイビング雑誌の水中画像の方が参考になる部分が多いと思います。

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