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サンゴ辞典 1

◎図鑑の見方

図鑑を見ると「なんとか目」・「かんとか科」・「なんとか属」・「なんとか種」と記載されています。このような「なんとか○」と示されるグループ分けを【接尾辞】(せつびじ)と呼びます。見慣れない言葉なので、意味も読み方もわからない方、たくさんいらっしゃると思います。当サイトでもしょっちゅう登場しますので最初にこの【接尾辞】について解説しておきます。

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「生物の分類」の【接尾辞】を上位から順にすると(ついでに読み仮名も)・・・


【生物】 ドメイン → 界(かい)【門】(モン)【亜門】(アモン)【綱】(コウ)【亜鋼】(アコウ)【目】(モク)【亜目】(アモク)→【上科】(ジョウカ)→【科】(カ)→【亜科】(アカ)→【族(連)・属】(ゾク・レン・ゾク)→【亜族(亜連)・種】(アゾク・アレン・シュ)


こんな風に、よーするにそのまま読めばイイんです。


但し全部がこのような分類ってわけでもなく、【接尾辞】が少ないものもあります。「植物界」につけても「動物界」にはつけないとか、その他これまでの慣習で別の【接尾辞】が付くこともありますので、「一般的には」という事にしておいて下さいね。

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例えば、私たちヒトを生物分類として定義するなら↓こんな感じ↓なのですが、知っていました?

(でも〜その前に漢字が読めない~!!のでこちらも読み仮名つきで)


生物→真核生物ドメイン→ 動物界 →真正後生(しんせいこうせい)動物亜界 →左右相称動物→ 新口(しんこう)動物上門→ 脊索(せきさく)動物門→ 脊椎動物亜門→ 四肢(しし)動物上綱→ 哺乳綱 →真獣(しんじゅう)下綱 →真主齧(しんしゅげつ)上目→ 真主獣(しんしゅじゅう)大目→ 霊長目→ 直鼻猿(ちょくびえん)亜目→真猿(しんえん)亜目→ 狭鼻(きょうび)下目→ ヒト上科→ ヒト科→ ヒト亜科→ ヒト族→ ヒト亜族→ ヒト属→ホモ・サピエンス→ホモ・サピエンス・サピエンス(現代人・現生人類)


ヒトの生物分類定義って長いっスね。。ちなみに下位のホモ・サピエンス(「知恵のある人」や「賢い人」という意)は2種あって、ホモ・サピエンス・イダルトゥ(ヘルト人)とホモ・サピエンス・サピエンス(私たち現代人)。ホモは「人」、イダルトゥは「年長者」という意味だそう。


ヘルト人は約16万年前、東アフリカを中心に生息していたホモ・サピエンス(つまり私たち現代人の直接的なご先祖様ってわけです)で、1997年に現エチオピアで東京大学らが頭蓋骨を3個体を発見し、世界的に権威ある総合学術雑誌「ネイチャー」で2003年に発表されました。今後、新たな発掘によってまた分類が変わるかもしれませんね。


尚、現在生物学に於いては日本人・アメリカ人・中国人などといった分類はなく、この地球上に現存する全ての「現代人」はみんな同一のホモ・サピエンス・サピエンスなんですって。しかし、なにもサピエンス(賢い)・サピエンス(賢い)を2回も続けて強調しなくてもイイような気も。。

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・・・さて随分脱線してしまいました。


次に本題の「サンゴ」です。サンゴもサンゴ科という分類があるのですが、こちらに属するのはアカサンゴやベニサンゴ・モモイロサンゴなど所謂、高価な宝石サンゴと呼ばれるものがサンゴ科のカテゴリー。私たちがアクアリウムで扱う殆どが「イシサンゴ目」に属します。


では早速「イシサンゴ目」の分類に移りましょう。例えばサンゴの王道、ミドリイシ。実はミドリイシという名のミドリイシは存在しません。ミドリイシというのはミドリイシ科又はミドリイシ属の総称です。

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イシサンゴ目の場合、【属】の下位にすぐ「和名」(わめい)となります。だから《トゲスギミドリイシ》なら・・・


生物  真核生物(しんかくせいぶつ)ドメイン   動物界  →  刺胞動物(しほうどうぶつ)門  花虫(かちゅう)綱 → 六放(ろっぽう)サンゴ亜綱 → イシサンゴ目 → ムカシサンゴ亜目 → ミドリイシ科 → ミドリイシ属 → 《トゲスギミドリイシ》(和名)


という分類。それから時折、他サイトやブログなどで「トゲスギミドリイシはトゲミドリイシ属である」と表記されている事があります。が、これ実は誤りです。何故でしょう?確かに和名は《トゲスギミドリイシ》なのでなんとなく心情的にはトゲミドリイシ属に入れたいところではありますが、上記の通り、ミドリイシ属が正解です。どうしてそう言い切れるんでしょう。


先ず、【ミドリイシ科】 [Acroporridae](アークローポリディ) の中には・・・


【コモンサンゴ属】 [Montipora](モンティポラ)

【トゲミドリイシ属】  [Anacropora](アナクローポラ)←ココに注目

【ミドリイシ属】  [Acropora](アクローポラ)←ココに注目       

【アナサンゴ属】 [Astreopora](アストゥレオポーラ)

【アイソポーラ属】  [Isopora](イゾーポラ)


と、5つの属があります。


次にどれでもいいから図鑑を開きます。《トゲスギミドリイシ》の正式な呼び名(「学名」がくめい)は [Acropora nobilis](アクローポラ・ノォビリィースと発音する)と表記されています。


そして一つ上位の接尾辞は・・・《ミドリイシ属》[Acropora](アクローポラ)でした。


もし《トゲミドリイシ属》[Anacropora](アナクローポラ)だったなら《トゲスギミドリイシ》の学名は[Anacropora nobilis](アナクローポラ・ノォビリィース)でなければなりません。


でも《トゲスギミドリイシ》の「学名」は 唯一、[Acropora nobilis](アクローポラ・ノォビリィースなので誤りという訳なんです。

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もう少し突っ込んで、これがどういう事なのかというと・・・「学名」(がくめい)とは全世界で通用する属以下の名前を重複しない規定になっていて、ひとつの種にはひとつの有効な学名しか存在せず、ラテン語表記が基本です。対して《トゲスギミドリイシ》というのは日本国内での共通呼び名で「標準和名」(ひょうじゅんわめい)と云います。


一応、学名に準ずるという事にはなっていますが特に確固たる規定はなく、地方や学者によって習慣的な名称が流通する為、いくつもの和名(異名=いみょう)が存在する場合があります。また日本に生息しない種は和名のつかないものも多くあり、和名はその名の通り日本独自の愛称なのです。

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このようにサンゴの各種の「学名」は最初に必ず《Acropora》と云った【属名】が付いてありますので、「学名」を見ると何属かが分かるようになっています。このような学名規定を二名法(にめいほう)と云います。


【種の学名】【属名】【種小名】


Ex. [Acropora nobilis](アクローポラ・ノォビリィース)=[Acropora](アクローポラ)+[nobilis]ノォビリィース

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こんな風に学名規定されるほど【属】は重要で、知っておいて損はないグループ分けです。何のグループに属するかを知っていれば飼育の重要なヒントになるでしょう


ところが私たちが図鑑を見る時、【属】で索引されている事は殆どありません。【科】以降、それは「当然」【種の学名】=【属名】+【種小名】だという前提だからです(わざわざ二重には分類してくれない)。


でも・・・二名法なんて誰がいつ教えてくれたというんだ(あれ?理科の授業で習ったっけ??)。


だから種の解説で「なんとか属でこのような形状を持つのは本種だけです。」と説明してくれてあってもなんとか属にどんな種があるのか分からない(比較出来ない)ので、ぜんぜん「ほおぅ。」と心を打たれる事はありません。これは実にもったいない!


でもこんな風に、学名に注目するだけで、すぐ一つ上位の接尾辞である何属かが分かっちゃうんです。すんごく便利だと思いませんか。どのサンゴ同士が近似種だとか、似てるけど実はぜんぜん違う種類なんだなぁ・・・って事が分かれば、今までとはまた違う世界が見えてくるかもしれませんよ。

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しかーし!学名はラテン語なので、その綴り(つづり)は私たち日本人にとっては単なるアルファベットの羅列にしか感じず、大抵はスルーしてしまいます。そこでサンゴ辞典では、学名であるラテン語の読み方も記載しておきます。詳しくは、◎イシサンゴ目(索引01~35)〜(索引36~75)に科と属名、そして01〜75属のページに各サンゴ種の学名カタカナ表記していますので、そちらをご覧ください。


但し、ひとつお断りがあります。例えば、ミドリイシを「アクロポーラ」と表記されている場合が殆どです。しかし、どうにも私には「アクローポラ」に聞こえてならないのです。厳密には「アクローポゥラッ」と聞こえてしまいます。。トゲスギに当たる種小名の「ノビリス」だって「ノォビリィース」にしか聞こえません。こちらは厳密に云うと「ノオッビリィース」と聞こえるのです。何をどう譲ったって「ノビリス」なんかでは決してない! 

*nobilis=「貴族」という意味だそうです。


更に《アザミハナガタサンゴ属》 [Scolymia]は「スコリミア」と発音するのが一般的なようですが、やはり私には「スコリーミア」と聞こえます。と・こ・ろ・がですよ、試しに「スコリーミア」でググってみますと・・・


次の検索結果を表示しています: スコリミア
元の検索キーワード: スコリーミア


と、悲しいことにわざわざ訂正されてしまいました。。

それでも・・・


きこえる~んだー

きこえる~んだー


誰に何と云われようが~


何回聞いても~〜


私にはスコリーミア」って聞こえる~んだー


・・・ささやかな抵抗はこのくらいにして、事実ラテン語の読み方はとても複雑難解で、例えばアルファベットの並びだけでは長音符(ちょうおんぷ=伸ばして読む)や、またその長さなどはさっぱりつかみ所がありません。サンゴ辞典の「学名」のラテン語発音は、あくまで私が個人的に「そう聞こえる」だけなので、「読み易いように」、っていうか「参考程度」・・・う~ん「まぁ、無いよりマシかな?」(どんどん弱気)。という範囲にとどめておいて下さいね~。


重要なのは「そのサンゴ種がどの属に入るのか?」ってコトですから。

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