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サンゴ辞典 3

スナギンチャク属

《マメスナギンチャクの分類、大幅改定》
これまでマメスナギンチャクの分類は非常に混乱していて、日本国内だけでも本当はいくつの種があるのか全く分かりませんでした。それはマメスナギンチャクが、イシサンゴと異なり骨格は作らない事・また、形態が海流などの周辺 環境によって変化するので従来の形態 による方法で分類することは大変難しいからです。

世界中の熱帯・亜熱 帯の海に生息しており日本では南は沖縄から北は伊豆諸島や和歌山県の串本まで分布していることが知られています。浅い海域に生息している種も多く、時として大潮の干潮時には干出するものもあり潜らなくても観察することが出来ます。

2001年発表の国内マメスナギンチャク についての唯一のガイドブックでは、口盤の色や触手の数等の違いにより、日本のマメスナギンチャ クは5種類に分類されていて非常に有難かったのですが、同時に疑問点がいくつも残され、多くの図鑑に習い、以前はサンゴ辞典でも【マメスナギンチャク】の和名で一括りににしていました。


しかしながら、その後の琉球大学のDNAを用いた研究で、2008年以降この内の4種は実は同種である事が分かりました。それが↑【キクメマメスナギンチャク】↑です。残念ながら、同研究論文のWebページがいつの間にか姿を消してしまいました。URLをアナウンスしたかったのですが見当たりません。また見つかったら追記します。

もう一種は藤色~濁ピンク色でお馴染みの【フジマメスナギンチャク】ですが
今回新たに新種としてこれまでインド~太平洋海域において記載されたことがない2種類で2006年において初めて発表された【クロシオマメスナギンチャク】と【ブドウマメスナギンチャク】を追加します。

つきましては、日本の浅海域にみられる【マメスナギンチャク】の種類について
当面この4種類で分類し、改定させて頂きます。また、骨格を持ちませんので「完全に硬くポリプを萎ませた」状態で区別します。

《生態ースナギンチャク属の世界へようこそ!》
以下、スナギンチャク属(マメスナギンチャク)の説明を共通で引用しています。

マメスナギンチャクは最も飼育が容易なソフトコーラルとしてディスクコーラル同様アクアリストから愛され続けられています。触れなければ、お昼間も関係なくポリプを咲かせてくれますので水槽内が華やかになることでしょう。

ビギナーに向く理由としては、簡素な濾過システム・照明でもそれなりに飼育が可能という事に尽きます。維持するだけなら水質低下にもそこそこ耐えてくれますし、水温が28度までに抑える事が出来れば、小型水槽でも充分夏越し出来ます。

もう少し頑張って良好な水質を維持しつつ、給餌してあげたら増殖させる事も難しくはありません(爆発的に増える事もあるので注意です)。逆に、最低条件で飼えるサンゴなのでマメスナギンチャクが生存出来ないなら、飼えるサンゴは全く無い・・・と言っても過言ではないーと云われています。

が、「生存を維持する」と「状態を維持する」は別の話です。特に色維持は難しく、長期飼育出来ても色褪せる事の方が多い様です。多彩な色彩のコレクター性・色維持の難しさとブリード可能な事により、ビギナーからベテランアクアリストまで幅広いキーパーに人気のサンゴ属です。

注意点は、ラブリーな見かけとは裏腹に、刺胞毒はそれなりにあります。弱そうなサンゴは隣接しない方が無難です(マメスナギンチャク同士はくっついてもへっちゃら)。

それからもう一点、エビとの同居には気をつけた方が良さそうです。ペパーミントシュリンプやキャメルシュリンプ・サロンシュリンプはお腹が空くとむしってご馳走にしたりする事があるそうです。何故だか、うちのエビは食べませんでした。好みがあるのかも知れません。

自然界では、浅瀬のテトラポット・岩礁の裏斜面に貼り付いて群体を作ります。
潮通しが良く・結構陰になる場所に多く見かけます。レイアウトの参考になさって下さいね。


◎マメスナ環境メモ(追記)たくさんのマメスナを扱ってきた"うさこ調べ"では概ね、次のような傾向にあると感じております。

【キクメマメスナ】ポリプφ10mm前後・湾内・礁池の平坦な場所。水深2~7m。光はやや弱めで照射時間は長め。水流はゆるやかな感じで栄養塩は高めのイメージ。平均的に触手長いめでポリプも大きめです。ギラギラした蛍光色のものが多く、最もカラーバリエーションが豊富。ロングセラーなマメスナです。

【フジマメスナ】ポリプφ7~8mm前後・外洋に面した岩礁で水深2~5m。光は明るい場所の日陰のイメージ。水温レンジ広めでやや冷たい場所。キクメマメスナよりは平均的に触手短めでポリプ径も小さいです。直接水流が当たらない水通しの良い環境。昔、よく販売されていたのは殆どコレ。最も生息数が多いマメスナで、蛍光はあまり効きません。

【クロシオマメスナ】ポリプφ6~7mm前後・外洋に面した岩礁。ある程度の水流を必要とします。水深は0~2mと浅め。太陽光は照り付けますが数時間で影になるような場所。照射時間は短め。水温レンジ広めでやや冷たい場所。触手短めでポリプも小さい傾向に。最もサイズが小さいです。生息数は少なめ。弱めの蛍光ものが多く、見た目のテクスチャーはマットな感じやペール(パステル)色が多いです。

【ブドウマメスナ】ポリプφ12mm前後・一番ポリプが大きく、一文字やクラッシュ・パターン(模様)など他には無いパターンのものがあります。ボタンポリプと呼ばれるものの中に本種が混じることがあります。水深は4~10mと深め。キクメマメスナとクロシオマメスナのいる場所どちらにも生息しますが、数は極端に少ないです。


《飼育》
◎水質
水質低下には強いですが、せめて硝酸塩の蓄積など最低限は配慮してあげて欲しいです。生息地的に一日の中で、清浄な水の時間とプランクトンやデトリタスが停滞する時間があり(もちろんどんなサンゴの生息地にも言える事ですが)
ただその水質のギャップが激しい場所というイメージです。
◎照明
褐虫藻からエネルギーを得る好日性サンゴではありますが、光は弱い方が良いと言われます。しかし実際の生息場所は超浅場の岩礁斜面に固着している事が多く、明るい日陰と言ったイメージですので、中程度の光を好みます。大潮干潮時は完全な干出場所に生息するものもあります。又、潮止まり時に見られるプランクトンやデトリタスが停滞する時間が長い場所でもあります。つまり、濁りがある程、日光は遮られる訳です。よって弱い光を好むのではなく正しくは弱い光でも生息可能なだけなんだと考えられます。
◎水流
意識的に強い水流を当てるとポリプを閉じてしまいますが、普段は潮通しの良い場所が生息地ですので適度な水通しは必要です。水流ポンプはあったに越した事はないでしょう。
◎給餌
庶民派のようでして、クリルを細かく砕いたもの・粉末・液体など比較的に何でも食べてくれるようです。少量を週に一度くらいで大丈夫そうです。

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  *旧和名 マメスナギンチャク
《学名》Zoanthus sansibaricus 
    ズァントゥス・サンシバリークス

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>スナギンチャク目>短膜亜目>スナギンチャク科>スナギンチャク属

《その他の区分》好日性サンゴ・ソフトコーラル
《生息場所》礁地内~リーフ外縁や岩礁・水深0~10m


《特徴》
口盤の色彩は非常に多様で、比較的小さな群体を形成します。
最近流通している多彩で鮮やかな色彩のマメスナギンチャクの多くが本種です。
ポリプは縦長に伸びる傾向にあります。

キクメマメスナギンチャク画像3

*骨格を持たないので、下の寸法は「完全に固くポリプを萎ませた」状態で判断します。

キクメマメスナギンチャクサイズ画像

口盤の色彩は非常に多様で、比較的小さな群体を形成します。
最近流通している多彩で鮮やかな色彩のマメスナギンチャクの多くが本種です。


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  *旧和名 マメスナギンチャク
《学名》Zoanthus aff. vietnamensis
    ズァントゥス・aff. ヴィトナメンシッスゥ

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>スナギンチャク目>短膜亜目>スナギンチャク科>スナギンチャク属

《その他の区分》好日性サンゴ・ソフトコーラル
《生息場所》礁地内~リーフ外縁や岩礁・水深0~10m

フジマメスナギンチャクサイズ画像

《特徴》
口盤の色彩は[藤色~濁ピンク]が一般的で[緑色]のものもあります。
一般に流通しているタイプで、数百~数千の大きな群体を形成します。
ポリプは比較的に縦長の特徴を持っています。

*骨格を持たないので、下の寸法は「完全に固くポリプを萎ませた」状態で判断します。
フジマメスナギンチャクサイズ画像

触手の数は約48~54本で、2008年以前には口盤の色や触手の数等の違いにより日本のマメスナギンチャ クは5種類に分類されていましたが、最近のDNA研究の結果、【フジマメスナギンチャク】は固有の種と区別されました。が、その後【フジマメスナギンチャク】と【クロシオマメスナギンチャク】のDNAを比較した所、意外な事が分かりました。

というのも、これらの種の形態や生態的特徴は明らか に異なっているにも関わらず、この2種のDNAには殆ど違いは見られなかったそうです。今現在もこの結果について、ハッキリとした説明は出来ていません。そこで、現時点では2つの可能性があると考えています。

[ケース1]これらは形態的には2つの種に見えるが実は一つの種で、環境により形態が変化をしているという可能性。このような環境による形態の変化はよく知られている現象です。
[ケース2]これらの種はもともと一つの種であったが、現在2つの種に分かれる途中であるという可能性です。

ただ、現時点まで、【フジマメスナギンチャク】と【クロシオマメスナギンチャク】の中間の形態を持ったものが発見されていない為、後者[ケース2]の可能性が高いので はないかと考えられています。

フジマメスナギンチャク画像


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  *新種扱い
《学名》Zoanthus kuroshio
    ズァントゥス・黒潮

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>スナギンチャク目>短膜亜目>スナギンチャク科>スナギンチャク属

《その他の区分》好日性サンゴ・ソフトコーラル
《生息場所》リーフ外縁や岩礁・水深0~10m


《特徴》
現在までインド~太平洋海域において記載された事が無い新しい種で、黒潮流に沿って分布しているので、【クロシオマメスナギンチャク】と名前付けられました。本種の口盤の色彩は【フジマメスナギンチャク】と似ている事が多いのですが、個々のポリプは群体の組織にほぼ埋まっており、突出していないという特徴を持っています。外海に面した波当たりの強い場所に多く生息しています。

*骨格を持たないので、下の寸法は「完全に固くポリプを萎ませた」状態で判断します。
触手の数は約48~54本で、2008年以前には口盤の色や触手の数等の違いにより日本のマメスナギンチャ クは5種類に分類されていましたが、最近のDNA研究の結果、【フジマメスナギンチャク】は固有の種と区別されました。
が、その後【フジマメスナギンチャク】と【クロシオマメスナギンチャク】のDNAを比較した所、意外な事が分かりました。

というのも、これらの種の形態や生態的特徴は明らか に異なっているにも関わらず、この2種のDNAには殆ど違いは見られなかったそうです。今現在もこの結果について、ハッキリとした説明は出来ていません。そこで、現時点では2つの可能性があると考えています。

[ケース1]これらは形態的には2つの種に見えるが実は一つの種で、環境により形態が変化をしているという可能性。このような環境による形態の変化はよく知られている現象です。
[ケース2]これらの種はもともと一つの種であったが、現在2つの種に分かれる途中であるという可能性です。

ただ、現時点まで、【フジマメスナギンチャク】と【クロシオマメスナギンチャク】の中間の形態を持ったものが発見されていない為、後者[ケース2]の可能性が高いので はないかと考えられています。

クロシオマメスナ画像1


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  *新種扱い
《学名》Zoanthus gigantus
    ズァントゥス・ジガントゥス

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>スナギンチャク目>短膜亜目>スナギンチャク科>スナギンチャク属

《その他の区分》好日性サンゴ・ソフトコーラル
《生息場所》リーフ外縁や岩礁・水深0~10m

1255_3.gifフジマメスナ

《特徴》
現在までインド-太平洋海域において記載された事が無い新しい種で、大きなポリプを持つ為、ブドウマメスナギンチャクと名付けられました。
この種は他のマメスナギンチャク種と比べ数が非常に少なく【クロシオマメスナギンチャク】と同様に、外海に面した場所で見られます。しかし【クロシオマメスナギンチャク】とは異なり、狭い岩の割れ目ややや陰になっているような場所に好んで生息します。

*骨格を持たないので、下の寸法は「完全に固くポリプを萎ませた」状態で判断します。
本種の群体はポリプの数が少なく(約50 個以下)、比較的大きなポリプが組織からはっきりと突出しています。最も分かり易い形態特徴としては、ポリプが閉じたときにポリプの外側表面に見える白い縦線が挙げられます。

ポリプのサイズが大きいことから、【ボタンポリプ】として流通する事もあるようですが【ボタンポリプ】は、大抵【タマイワスナギンチャク】又は【タチイワスナギンチャク】(いずれもイワスナギンチャク属)のどちらかですので、同じスナギンチャク科でも属が異なります。尚、【グリーンボタン】と呼ばれるものは、単に緑色のボタンポリプを指すという事だけなので、やはりイワスナギンチャク属である事が多いように思います。

1256_3.gifフジマメスナ

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