= 第78回の販売を開催致します =

先行販売 8月 9日(木)21:00~8月10日(金)08:59
一般販売 8月10日(金)17:00~8月10日(金)23:59

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従いまして今回のお受け取り日時はイレギュラーとなります。
詳しくは各商品ページの下部をご覧ください。

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サンゴ辞典 2

54キクメイシ属

《生態ーキクメイシ属の世界へようこそ!》
以下、キクメイシ属の説明を共通で引用しますが、キクメイシはサンゴ種によって生息地が異なる場合がありますので、飼育方法は様子を見ながら注意なさってください。

飼育難易度としては易しい方だと思いますので、横着しなければ長期飼育が望めるサンゴです。が、ズバリ「丈夫で★になりにくいけど、逆に回復の速度も緩やか」なので、なるべく傷まないようにしてあげてほしいです。

キクメイシグループは骨密度が高く、ハナガササンゴ同様、骨格が大変重いサンゴです。カルシウムリアクターを導入しても、ミドリイシのような成長の早さは望めません。が、要らない訳ではないのです。じっくり骨を形成するタイプなのでリアクターはむしろ設備された方が良いでしょう。

成長が遅いと書きましたが、面倒でも夜間に照明電源OFFして触手を伸ばしてきた所(入水から慣れるまで結構な時間を要します。1~2時間かかる場合もあります)で、給餌です。サンゴが慣れるまでは触手を伸ばさない事もありますので、う〜ん、、・・・気長に取り組んでください。

注意点は毒性が高い事。攻撃用の長~い触手を伸ばす事がありますので、レイアウトの際は、段差をつける等して近隣サンゴが溶かされない様に注意してください。また、ドーム状の骨格を持つものは、お魚や貝が同居しているとよく転がってしまうのでしっかりと挟み込むように固定してください。

《飼育》
◎水質
清浄な水に越した事はありませんが、要求はそんなにうるさくないです。許容レンジは広めです。
◎照明
超浅場に生息する為、本来は強い光にも耐えられるようですが、あえて強い光は要求しません。但し、生息地によっては強弱の好みが前後する場合もあります。様子を見ながらのレイアウト移動がお勧めです。照射時間は長めを好むものが多いです。
◎水流
弱い水流を好むと云われていますが、生息地を考慮すれば中程度は必要かと思います。形状によってはデトリタスが溜まりやすくなるので、最低でもその点は注意が必要です。この点に関しても生息地によっては強弱の好みが前後する為、様子を見ながらレイアウト移動させてください。
◎給餌
上述しましたが、照明をOFFにし、しばらく経ってから、細かく砕いた動物質のフードをスポイドで優しく・少量ずつ吹きかけてあげてください。週に2度くらいが目安かと思います。小まめな天然海水での換水なら、給餌の量を減らしても大丈夫そうです。

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《和名》 キクメイシ
《学名》Favia speciosa (Dana,1846)  
    ファーヴィア・スペチョーザ・ダナ,1846

《分類》 刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>キクメイシ亜目>キクメイシ科>キクメイシ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《サンゴ体の径》6~10mm
《生息場所》礁池内~リーフ外縁・水深0~7m


《特徴》
固着性の半球体~やや盤状群体で、ほぼ円形のサンゴ個体が密に並びます。プロコイド型と云って、サンゴ個体がドーナツ状の莢壁(きょうへき)を共有せず離れて位置する群体形成です。そのドーナツ環は莢内・莢外ともに他部とはっきり境をなすのが特徴です。ウスチャキクメイシと非常によく似ますが、本種の方がサンゴ体がやや大きい事と、莢(きょう)の形及び莢壁上に現れる隔壁のスジがウスチャキクメイシより規則的な事によって区別出来ます。

また、スボミキクメイシにも似ていて、海中では区別が難しいのですが、ポリプは最大で15mmくらいとやや大きめで、隔壁(かくへき)は密に規則的に配列し、また莢壁から著しく突出する事はありません。


隔壁から口盤(こうばん)へ向かっての落ち込みは緩やか、そのせいで口盤は小さく見えます。隔壁~肋(ろく)の模様は明瞭で、日中ポリプは開きません。色彩は淡褐色・緑褐色または淡灰色が多く、ポリプが共肉部とは違う色になる事もあります。

余談ですが、流通のものは大抵「なんとかキクメイシ」と名のつくキクメイシ科を全部まとめて「キクメイシ」として販売されます。それはキクメイシ科のサンゴ種の数が多い事や見た目が似ているせいなんだと思います。本種は礁池・礁原・礁斜面など棲息範囲は広いものの、実際にはこの本家「キクメイシ」の数は非常に少ないのが現状です。また小種名の「speciosa」は日本語で「美しい」の意だそうですよ。


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《学名》Favia rotundata (Veron,Pichon&Wijsman-Best,1977)   
    ファーヴィア・ロトゥンダータ(ベロン,ピション&ウェシモン-ベスト,1977)

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>キクメイシ亜目>キクメイシ科>キクメイシ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《莢径》約20mm
《生息場所》礁斜面・水深3~10m


《特徴》
固着性の低い準塊状または被覆状の群体で、褐色や黄褐色になるのが普通です。キクメイシ属としては特殊な見た目で、ポリプの形状は円形または楕円形・莢壁(きょうへき)が厚く、口盤(こうばん)の周りの外套膜(がいとうまく)は著しく分厚く膨らんでやや丸まって見え、隔壁(かくへき)が不明瞭な印象を受ける事もあります。


莢(きょう)は直径20mmが平均で、中には30mmに達するものもあり、セリオイド状*になる部分もあります。隔壁は規則正しく並び、杭(パリフォーム・ロブ)もよく発達します。しばしポリプが多角形に見える事もあります。口盤上には口を取り囲むように杭が並ぶものもあります。基本的にはプロコイド型*で、ポリプは触手環内出芽で増えます。

*セリオイド型=サンゴ個体が莢壁を共有して、互いに接し配列する群体形成の型。
*プロコイド型=サンゴ個体が莢壁を共有せず、離れて位置する群体形成の型。


日中は触手を伸ばす事は無く、礁斜面の棲息が確認されますが、その数は極めて稀です。尚、本種の学名「Favia rotundata」の小種名である「rotundata」は日本語で「丸みを帯びた」という意味なんだそうです。確かにトゲの無いオオトゲキクメイシ風ですね。


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《学名》Favia matthaii Vaughan,1918
ファーヴィア・マッティー ・ボーン,1918

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>キクメイシ亜目>キクメイシ科>キクメイシ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《サンゴ体の径》約10mm
《生息場所》礁斜面の上部・水深3~8m


《特徴》
固着性の塊状群体で、隔壁(かくへき)が莢壁(きょうへき)から突出しています。壁の付近で著しく肥厚(ひこう)している為、表面は不規則に乱れた状態に見えます。特に暗緑色の群体は、ほぼ円形のポリプが密に群体表面を覆っている事が多い為、亜種の同定が検討されています。

隔壁が莢壁から高く突出するだけでなく、厚みや突出の程度も揃わ無い事も多い為、群体の表面が"荒い"印象ーだから"アラ"キクメイシなのかぁ(-""-)う〜ん…

軸柱(じくちゅう)の周りに杭状葉(paliform lobe=低次の隔壁の内縁部の上縁にある大きな垂直の歯状や葉状の突出部)が発達し、冠状になっています。この特徴は生きている間、共肉(きょうにく)が覆っていても充分に観察する事が出来る為、つまり口丘にギザギザと放射状のシワがある点は、その表面の形状から他のどのキクメイシ属とも明確に区別する事が出来ます。


生息地として確認されているのは八重山・宮古・沖縄・奄美・三宅島・小笠原、海外ではフィリピン・西インド洋などに分布します。


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《学名》Favia favus(Forskål,1775)
    ファーヴィア・ファーブス(ホスカル,1775)

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>キクメイシ亜目>キクメイシ科>キクメイシ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《サンゴ体の径》12~13mm
《生息場所》礁地内・水深0~10m


《特徴》
最も浅場に生息するキクメイシで、ドーナツ状の莢壁部は厚く、莢外に向かっては幾分滑らかな傾斜に下っていて、ドーナツ環は莢内側ではっきり境されますのでサンゴ個体は上方に向かってすぼんでいる様な形状に見えます。

ヤスリキクメイシにも似ますが、本種はサンゴ個体がはるかに立ち、スジもゴツゴツしていて男性的なイメージを持ちます。群体は扁平又は半球形塊状で、岩盤に固着して、褐色ないし暗褐色のものが多いようですが、中には画像のようにメタリックな蛍光発色・マーブルの模様を持つものもあります。


ポリプは直径は最大で15mm程度になり、サンゴ個体形状は円形又は楕円形で互いに離れていて、突出しています。プロコイド型(個々のサンゴ固体が莢壁を共有せず、且つ離れて配列する)で触手環内出芽を行います。


マルキクメイシは触手環外出芽で増殖しますので、こちらも区別出来ます。日中は触手を咲かせず、隔壁とそれに続く肋が明瞭な線として認められます。ごく浅場のサンゴ礁原に生息する事が殆どで、温帯域にも生息しますが数は少ないようです。

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