= 第78回の販売を開催致します =

先行販売 8月 9日(木)21:00~8月10日(金)08:59
一般販売 8月10日(金)17:00~8月10日(金)23:59

ヤマト運輸さんの早出し便は8月11日のみです。
従いまして今回のお受け取り日時はイレギュラーとなります。
詳しくは各商品ページの下部をご覧ください。

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【商品を確保するタイミングが変わりました】

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サンゴ辞典 1

◎ライブロック

【ライブロック】(Live rock)とは

ブルラボでは、ライブロック(↑画像のものは格付けランク:リーフロック↑)にそれぞれ商品番号をつけてキュアリング期間や状態を管理し易い様にしています。この水槽に入っているリーフロックはもう仕上げ段階のもの。リーフロックに付着しているバクテリアの作用で水(海水)は限りなく透明。まるで海水が入っていないかの様に見えますね。

サンゴ礁では先住民サンゴの死骸が長い年月を経て風化し、その上に新しいサンゴ礁が作られる事を繰り返します。これが造礁サンゴの生態系となります。ライブロックの表層には新しいサンゴの幼体が固着するのみならず多種多様な生物が繁殖します。サンゴの死骸、つまりサンゴ骨格は多孔質で内部に沢山の小さな空洞があり、そこには微生物、主に生物濾過を促進させるバクテリアや無脊椎動物が棲みます。

アクアリウムで使用するライブロックとは単に手頃な岩や石に石灰藻や海藻が付着したものをを指すのではなく、あくまでも死サンゴの骨格で多孔質のものに限り、閉鎖的な飼育環境下で、硝化~脱窒といった水質維持に貢献する目的で使用します。主にベルリン式、広い意味でのナチュラルシステムでのリーフアクアリウム飼育の必須アイテムとしてライブロックが利用されています。

つまり同じ体積のライブロックであれば、細かく小さな穴が沢山空いている方が、[表面積が広い]=[バクテリアの棲家が多い]→[沢山のバクテリアが棲める]→[窒素循環サイクルの効率が良い]と言えます。

様々な形状のライブロックが複雑に折り重なった造形は、自然界に於いても小魚やエビの隠れ家になったり、また飼育水槽内では水質に対する濾過能力を期待するだけでなく、より自然の海中の景観に似せる為の演出としても利用されます。

キュアリング初期の段階では、飼育水槽に向かない微生物や不純物などで大量のタンパク質が放出されますので、大型プロテインスキマーで撹拌・除去します。換水は2~3日に一度、ほぼ全替えペースで標準は2〜3サイクル程度です。

養殖を除く天然ライブロックは水槽内へ投入する前に必ず「キュアリング」という作業を行います。何故なら飼育水槽内では生存不可能な生物も多く付着しているからです。もしそのまま水槽へ投入するとこれらの生物が死滅し、やがて腐敗する可能性が高いからです。一般的には強めの水流とエアレーションで攪拌します。定期的に換水しながら一定期間養生する事で、飼育水槽で出来る限り生存可能な生物のみを確保します。このように非常に手間暇がかかる事から、生きたサンゴと引けを取らない価格になってしまいます。

liverock_1.jpgライブロック
キュアリング中期の水槽では、ライブロックの表面は傷付けない(ブラシなどでゴシゴシ擦らない)よう、小さめのヤドカリ君に優しくお掃除の協力をしてもらっています。ブルラボのキュアリング水槽では、貝殻全長=約7mm未満のヤドカリ君達が常時3000匹程度働いてくれています。

しかしながらライブロックに付着する生物が必ずしも飼育水槽に有益とは限りません。カニ・シャコ・貝・ウミウシ類にはサンゴや観賞魚にとって重大な食害を及ぼすものも多く存在します。「キュアリング」期間中はヒトが刺されるとものスゴく★痛いウニ類も含めて、見つける都度ピンセットで取り除きますが、ライブロックに空いている無数の小さくて複雑な空洞に入り込まれるともうお手上げです。

これらの生物はライブロック投入後、数ヶ月も経ってからひょっこり顔を覗かせるかもしれません。自然界ではバイオマス(=生物の現存量)がバランス良く成り立っているので何の問題もありませんが、観賞を目的とした限りあるタンクに害を及ぼす生物を発見したら早めに取り除く必要があります。


一般的なライブロックの採取先は、藻場と礁池のちょうど間くらいです(↑画像参照↑)。水深は深くても10mまで。サンゴ礁ではサンゴの下にある為、採取が困難なのです。故に採取仕立てのライブロックはサンゴ礁には生息しない、海藻や藻も沢山生えている訳です。大きな海にとっては重要な存在ですが、飼育環境下にある水槽内では育成の条件が備わっていません。腐敗して返って水質を損ねないよう、ある程度しっかりとキュアリングする必要があると考えられます。

通信販売で購入の場合は、注意すべき点があります。大抵の場合は発砲スチロールに海水で濡らした新聞紙で包んだ状態です。もし、開封して「嫌な臭気」があったらライブロックに付着の生物の何かが、死滅して腐敗が進行していると考えるべきです。その原因の多くは貝・ホヤ・海藻・藻です。この様な場合は原因を取り除いた後に、海水でジャブジャブ洗い流す必要があります。それでも臭気が取れない場合はライブロックの内部空洞内で腐敗しているのかもしれません。残念ながらこの様なケースでは諦めざるを得ない場合もあります。

ブルラボでは、サンゴと同じ梱包方法で発送しておりますので、腐敗はほぼ無いと思います。嫌な臭気を感じなければ、梱包ビニル袋に入っている海水で軽くすすぐ程度で充分。そのまま水槽へ入水出来ます。

ベルリンシステムの走りであるヨーロッパなどの諸外国では、もともと市場流通に於けるライブロックには目的によってグレード表示されていました。主に安価順で、[ベースロック]・[ライブロック]・[リーフロック]の3種類に区別されます。

=ベースロック=
死サンゴの無数の小さな空洞はいずれ微生物の恰好の隠れ処になりライブロック化していきます。[ベースロック]はライブロック化せず、そのまま風化した風化サンゴとも呼ばれます。水槽で管理されず、乾燥保管の為、生きている生物は付着していません。

ロックを組む際一番下になる部分、つまり土台に[ライブロック]や[リーフロック]を配置すると、重なる設置面や止水域に微生物や海藻などが死んで、デトリタスの溜まり場になってしまう為、水質が悪化してしまいます。複数のロックでレイアウトする際の下層には[ベースロック]を使用される事をお奨め致します。

=ライブロック=
生物濾過を目的とした濾材としての位置付けで、国内では見た目のグレードが低めのものを指しますが、水槽内でリーフロック同様キュアリングされ、生きた微生物が生息しています。現代では様々な生物濾材が開発されていますが、一昔前前までは生物濾過と言えば、この[ライブロック]がメインでした。

レイアウトでロックを高積みされる際、中層に組む為のに使用します。中層に[リーフロック]を使用されますと、やはり重なる設置面や止水域に微生物や海藻などが死んだデトリタスの溜まり場になってしまう危険性があります。高積みされないのでしたらむしろ[ライブロック]を割愛し、[ベースロック]と[リーフロック]だけで組まれた方が美観も損ねず安価に済みます。逆にロックを覆い尽くすくらいサンゴをレイアウトされるなら[ベースロック]と[ライブロック]だけで充分です。

=リーフロック=
ライブロックの中でも厳選されたものを指し、サンゴ同様の扱いとなります。生物濾過はもちろんの事、主に観賞目的として真っ赤な石灰藻や鮮やかな色彩の海藻が付着した景観上に於いても大変美しいハイグレードなものを指し、国内では一個体ずつ個別に販売されているものが主にそれです。[リーフロック]は観せる為のロックですからその目的を果たす為にロック組みの一番上層に配置します。

このように用途に応じて明確な区分があり、グレードの高い[リーフロック]をたくさん導入したからといって必ずしも飼育水がクリアになる訳ではないのです。誤って配置すると生物濾過のつもりが返って水質を損ねる事にもなりかねません。ブルラボでは、販売ライブロック(ロック)に必ず格付け表記しているのはこの為です。

最近はあまりこういったグレードの区別はなく、全て「ライブロック」として一括りになっている事が多くなり、日本国内に於いてもその目的や販売価格の基準も曖昧になって来ましたが、目的に応じた選択としての知識は必要な事だと思います。

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【ライブロック・レイアウト】の参考例

このコーナーでは趣向を変えて、ライブロックを用いたレイアウトがイマイチしっくり来ない・・・というアクアリストの皆さんの参考になれば…と思い、水槽を一本空にしてみました(機材や水質・水流・光量・底砂に関する事は割愛)。

では具体的なレイアウトの例を見て行きましょう(^_^)お手元の全てのライブロックをパレットなどに並べてイメージ出来たら、先ずはリーズナブルな代用品「ベースロック」から。お住まいの地域が海岸に近ければ、[無料]で手に入りますよ。砂浜や膝下くらい海に入って行けば見つかります。

但し、河口が近かったり、濁った海の砂浜で入手した場合はサンゴにとって厄介な病原菌が付着しているケースも否めません。出来れば、使用前に煮沸処理した方が賢明です。これについては又別の機会に記述しますが、サンゴの病気の殆どが【土壌・生活排水・ヒトの尿】から検出される細菌です。大きなお鍋でコトコト煮るはなかなか出来ませんが、せめてバケツかタライの中で熱湯にしばらく漬けてから使用される事をお勧めします。もちろん澄んだ海で採取された場合、この工程は特に必要ありません。


↑画像のデモ水槽↑は900×450×450サイズで、今回は「ライブロック」を使用しません(ライブロック・レイアウトなのに?m(_ _)mややこしくてすみません)。この時に使用した「ベースロック」は大小合わせて6個です。最初はラフに置いて「リーフ・ロック」を組む時にまた整えればいいのです。ポイントは「大体の位置」と「高さ」を決める感じです。

次に「リーフロック」を組んでいきます。だんだん愉しくなって来ましたね (^O^)「リーフロック」は、観せる為のライブロックですから、格好の良い面や形を上手く使えば、大きさにも寄りますが割と少量でもダイナミックに見せる事も可能だったりします。下にあった「ベースロック」はもう隠れてしまいましたね。あっ!そうそう。人気のアーチに拘りすぎて「神社の鳥居」みたいにならないように気をつけて!!あれは美的センス上、最悪です。

さて、ひとつ手に掴んだその「リーフロック」、上下逆にしたり左右をひっくり返したりすると随分と表情も変わるものです。画像はこれで大小17個です。ここで注意すべき点は組み上げた「リーフロック」と「リーフロック」の間は、なるべく[水通し良くする]事です(つまり接地面積を少なくするという事)。自然界でこんなルールはもちろんありません。繰り返しになりますが、限られた空間の飼育水槽下では付着している生物が傷んだり、デトリタスが溜まって水質悪化を招く可能性があるからです。又、バイオフィルムの問題もあるのですが、このお話はなが~くなるので別の機会に。


↑皆さんそれぞれ好みはあると思いますが、どうです?↑これだけでもカタチになって来たでしょう?もしライブロックだけのお魚水槽だったら、ここから先、完成系へと進めて行く訳ですが・・・あくまで「リーフ・タンク」の[ライブロック・レイアウト]なので、未完成のまま次の作業に移ります。つまり[ライブロック・レイアウト]はコレで終了~です。

[ライブロック・レイアウト]のポイントは「未完成で完成」です。但し、この時点でそこそこ「格好イイ」状態をキープしておく必要があります。この工程で格好悪かったらサンゴ・レイアウトをどんなに頑張っても仕上がりはやっぱり「格好悪い」のです。特に絵を描く趣味のある方やお化粧される女性なら経験ありますよね。


そして最終工程、「サンゴ・レイアウト」!!それはアクアリストにとって一番至福の時です(^ー^)ノ ♪  はっぴっぴぃ ♪↑ここで使用したサンゴ↑は大小合わせて28群体ですが、不安定なサンゴはここで「リーフ・ロック」をズラしたりしてしっかり挟み込みましょう(毒性の強いサンゴと弱いサンゴを隣同士に近づけたりしないよう注意してくださいね)。

やっぱりここでも好みがあると思いますが、好みやセンスより優先すべき事は「実際のサンゴ礁をイメージ」するという事です。ダイビングやシュノーケリングを趣味とされる方ならよくご存知だとは思いますが、もちろん、厳密にはこんなにお行儀良く並んでいません。
その一瞬一瞬が「種の生存争い」という感じで、もっとジャングルみたいです。

ですが、最重要事項!それはズバリ「生息場所」です。例えば、私たち「ヒト」は足を地につけて歩いたり立ち止まり、ご飯は座って食べます。寝る時に逆立ちして寝る方は、まずいませんよね。

でも殆どのサンゴはずっと立ったまんま(固着)なんです。サンゴはプラヌラ幼生時代、大海原を浮遊して自由生活を過ごします。その後「ある場所」に着生します。つまり、この広~い広い海の中で、「わざわざ」・「選んで」・「ソコに着生」、つまり「終の住処」にする訳ですから、余程慎重に選んで、気に入った場所に違いありません(多分)!

現に、斜面にしか固着しないサンゴ・底辺や瓦礫(がれき)の上に垂直にしか生えないものもあります。また同じサンゴ種でも異なる場所に生息するものもあります。光量・水流もそれぞれです。ワイルドものでもブリードものでも、ご自身の飼育水槽へ入水させる前に、以前のいた環境がどんなだったかが分かれば一番良いのですが、その情報を入手するのはなかなか困難です。

そこで「サンゴ辞典」の「主な生息地」を参考になさって下さい。そしてもし、そのサンゴが気に入らず、元気が無いようなら、引越しさせてあげればイイのです。早く好みの場所が見つかって、元気になったらそれが(^_^)一番の愉しみですね♪

繰り返しになりますが「サンゴ・レイアウト」のポイントは、私たちが逆立ちしたまま寝ないのと同じようには自然界ではあり得ないような「不自然な配置しない」事です。つまり先ずはレイアウト道というより、サンゴの長期飼育を目指す目的です。これに関しては、アクアリウム雑誌よりダイビング雑誌の水中画像の方が参考になる部分が多いと思います。

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