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サンゴ辞典 2

09-4ミドリイシ属

《生態ーミドリイシ属の世界へようこそ!》
以下、ミドリイシ属の説明を共通で引用しています。

サンゴの王道ミドリイシは枝状又はテーブル状の群体で、色彩も形も多種多様な上に種類が多いのですが、飼育方法が共通している事や学術的には細かく分類されている割には似ている形のものが多い事やハイブリッドも多く存在する事から、流通市場の上ではあまり細かく分類せずに全てまとめて「ミドリイシ」と総称される事が殆どです。

しかし厳密には、「ミドリイシ」いう和名のミドリイシは事実上存在しません。なのでサンゴ辞典ではなるべく分類学上、区別出来るものは全て分けて表示して行きたいと思います(但し、以下の説明ではミドリイシはトゲミドリイシ属及びミドリイシ属を指すものとします)

全体的にポリプは短く小さいのが特徴で「いかにもサンゴらしいサンゴ」というナリをしています。元来とてもポピュラーな本種ですが、自然界でのサンゴ総量の多さとはウラハラに飼育難易度が高いと言われ、事実として販売店ですら設備投資減価償却や維持管理が難しい上での保険代を含めた販売価格になる為、高価なサンゴ種ではあります。

飼育難易度が高いと言われますが、必ずしもそうとは言い切れません。何故なら、小さな破片からでも全体を再生する能力を持っている、ある意味とても丈夫で強いサンゴなのです。

ある程度の設備とそれなりの知識があれば、増やしたり好みのカラーに色揚げする事も難しくはありません。サンゴ辞典的主観ですが、長期飼育はハナガササンゴの方がよほど難しい様に思います。

ちょうど良い比較なのでミドリイシ属とハナガササンゴ属の飼育難易度特徴を列挙します。

◎ハナガササンゴ属
(1)飼育環境は各群体で様々な上、気に入るレンジ(許容範囲)は狭い。
(2)レンジはシビアだけど、気に入らない環境でも耐久性は半年くらいなら大丈夫。
◎ミドリイシ属
(1)飼育環境は各群体で様々。気に入るレンジは広め。
(2)レンジは広めだが、それを少しでも超えると耐久性は無く、すぐに調子を崩して死滅。

ハナガササンゴは個々によっても要求がマチマチでその上うるさく、「まぁいっか」とは、なかなか言ってくれませんが、体内にたっぷりエネルギーを貯め込んでいるので、ある程度の一定期間、耐えてはくれるアリさんイメージ。

対してミドリイシは同じく個々によって要求は色々うるさいのです。「まぁいっか」の範囲はハナガササンゴよりも意外と広いのです。が1ミクロンでも許容範囲を超えてしまうと耐える事をやめてしまい死滅してしまうキリギリスさんイメージ。

これはそれぞれの成長の早さを比較すると納得なのですが、ハナガササンゴを手で持ち上げるとズッシリと重いですよね。これは骨密度が高いせいなのですが
ハナガササンゴはなかなか成長しません。その分丈夫で・ものスゴイ骨太?なコなんです。

対してミドリイシはどうでしょう。ミドリイシは軽く、骨格がもろいのですぐに折れてしまいます。その代わり成長はタケノコの如く早い。だから骨密度は至って低いのは当然なのです。

エネルギーは貯蓄せず、今日生きる(増やす)事だけに生きるのがミドリイシ。
生物の「生きる目的」は種の保存・子孫繁栄な訳ですが、ミドリイシは防御や耐久力よりも成長(増殖)を特化させる事を選んだサンゴ種と云えるかもしれません。

このように(全てに当てはまる訳ではありませんが)サンゴという生き物は
◎骨密度の高い種=防御や耐久性のあるタイプ
◎骨密度が低い種=防御・耐久性はない(弱い)が成長は早いタイプ
に概ね大別出来ます。

この(弱い)を「デリケート」と呼び勘違いが生じるんだと思います。だって、ミドリイシは全然「デリケート」(神経質)なんかじゃありません。自然界では他のサンゴ種に比べて少々の食害や災害があってもへっちゃらなのです。それ以上に成長が早くワサワサ伸びる「アグレッシブなサンゴ」だと云えます。

食害する巻貝を紹介しておきます。日本国内では、ヒメシロレイシガイダマシ・シロレイシガイダマシ・クチベニレイシガイダマシ・ニセシロレイシガイダマシ・コシロレイシガイダマシの5種類が知られています。全てレイシガイ科シロレイシガイダマシ属に属する巻貝です。貝殻はアーモンド状で、殻高が40mmくらいまでです。

主にミドリイシ属・コモンサンゴ属・ハナヤサイサンゴ属・ハマサンゴ属を好んで食べます。更にその食べ方は・・・吻(フン)から消化液をサンゴに吐きかけ、歯舌(細かい歯が並んだおろし金状になっているらしい)で、軟組織の肉質部を掻き取るようにして食べる…お、恐ろしい~!!もし、見つけたらすぐに取り除いてあげてください。

《飼育》
◎水質
清浄な水に越した事はありません。プロテインスキマーやカルシウムリアクターを設備される事をお勧め致します。ミネラル消費も高めです。また水温は気持ち低めの方が維持し易いように感じます。水温調整・・・サンゴ辞典の飼育水槽は年中、室温管理(ルームエアコンとサーキュレーター)のみです。大きな水槽もあるので、専用のクーラーやヒーター設備よりイニシャル・ランニングともコスパ良しです。
◎照明
エネルギーの大部分を褐虫藻(光合成)に依存しています。太陽光に近い波長と考慮するならメタハラが望ましい、という事になります。メタハラを使用する場合の注意点として巷で理想とされるよりも・・・サンゴ辞典の飼育水槽では、光量は控えめ!Ex.W900mmの水槽でしたら器具のタイプにもよりますが反射板付きメタハラ150w X 1灯でも充分です。また水面〜ランプの発光面は600mm前後は離して設置。この部屋は南向きで大きな掃き出し窓とトップライト(天井にFIX窓)がついている事もあり、1日の点灯時間は4〜6時間までです。照明に限ってはむしろ、たったこれだけで色維持出来ています。光量が多かったり・強いと褐色に色変化します。どうしても多くしたり強くする必要があるなら、水流を強くして生体の表面温度を下げる必要性が生じます。たくさん実験して現時点ではここに落ち着きましたので、ご参考になさってください。
◎水流
ポリプがなびく程度の水流ポンプが複数台、出来ればコントローラーでランダムな水流を作ってあげるのが理想です。
◎給餌
自然界ではプランクトンを捕食します。可能でしたら冷凍プランクトン類を1週間に1度程度給餌。又は天然海水での換水がお勧めです。

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《学名》Acropora humilis (Dana,1846)    
    アクローポラ・ウーミリッス (ダナ,1846)

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>ムカシサンゴ亜目>ミドリイシ科>ミドリイシ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《枝径》約15mm
《生息場所》リーフ上及びリーフ内外縁・水深0~5m

《特徴》
太くて長い指状の枝を持つコリンボーズ型の群体を形成しますが、画像のように波の荒い所に生息地するものは枝が短く、やや波当たりの弱い場所では枝は長くなります。かつて、オヤユビミドリイシが本種のSynonym(s)=シノニムつまり同義語とされていた事があり、それ以来国内ではオヤユビミドリイシと混同がちです。そこでよく似るこの両者を比較する事で、本種の特徴とします。確かにポリプが咲かないと(⌒-⌒; )よく似てますね!


[頭頂体]
なんとかユビミドリイシと付く中では両者とも、側生サンゴ体に比べ大きくあまり高く突出しない頭頂体を持ちますが、ツツユビミドリイシの方がより大きな頭頂体です。
[側生サンゴ体]
形状は両者とも大小2型で、枝の先端付近から基部にかけて、ほぼ列を成して並んでいます。大型のサンゴ個体は枝の先端付近が長く・広くなり、それらの間に小型のサンゴ個体が散在します。また基部付近も大型のサンゴ個体が多くなります。全体的に菊の花状をしていますが、基部付近は管状のものが多くなるのも同じです。
[枝の形状]
オヤユビミドリイシは円錐状ですが、ツツユビミドリイシは先端がわずかに先細りするだけで、枝の基部から先端付近にかけて太さに大きな差がありません。

また、ツツユビミドリイシも日中ポリプを咲かす事がありますが、オヤユビミドリイシのように触手で莢を覆い隠すほどではありません。共骨は肋(ろく)が走り、網目状でやや微細な針に覆われますが、この辺りは陸揚げして共肉を萎ませないと確認は困難かと思います。

色彩は褐色・黄褐色・ピンクなどで、中軸ポリプ(頭頂体)は放射ポリプ(側生サンゴ体)と異なる色になる場合が多いようです。サンゴ礁域に生息し、波当たりの強く早い礁斜面に着生し、大潮時に干出してしまうような場所で見られる事もあるようです。現在の所、本種は九州以北で発見された事は無く、その数も多くありません。


最後に、小種名である「humilis」は、日本語で「低い」という意味なんだそうです。枝が短いという意味合いなんでしょうか(^_^?


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《学名》Acropora digitifera (Dana,1846)    
    アクローポラ・ディジティフェーラ (ダナ,1846)

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>ムカシサンゴ亜目>ミドリイシ科>ミドリイシ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《枝径》約10~15mm
《生息場所》リーフ上及びリーフ内外縁・水深0~2m


《特徴》
平板状或いは弱いドーム状の群体を作ります。枝の形状的に一見、ツツユビミドリイシの小型版といった印象ですが、自然界に於いて群体そのものは本種の方が大きくなります。リーフの内縁にも着生する本種ですが、かなり波当たりの激しい場所では画像のように枝は短くなります。

放射サンゴ個体(側生サンゴ体)はほぼ同じ管状の大きさで、枝に列を成して並び、唇状に莢壁(きょうへき)が伸びる事もあるので、ちょうど「ちくわ」を斜め切りにしたようなササクレ状の莢(きょう)形状ものが多いようです。


全面を覆う指状突起は、よく似た他の「なんとかユビミドリイシ」の中では最も細く、色彩は普通、緑色を呈しますが、褐色・黄褐色または紫色・青色など変異に富み、中軸ポリプ(頭頂体)の色彩が放射ポリプ(側生サンゴ体)と異なる事も多いようです。

波当たりの良い礁縁部では被覆状になり、太い指状突起が出現し、同じような場所に生息するツツユビミドリイシと見分けがつきにくい場合もあります。


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《学名》Acropora valide (Dana,1846)    
    アクローポラ・バーリデ (ダナ,1846)

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>ムカシサンゴ亜目>ミドリイシ科>ミドリイシ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《枝径》約4~10mm
《生息場所》礁池内及びパッチリーフ上/浅所

1119_1.gifホソエダミドリイシ

《特徴》
比較的潮通しが良く、やや波当たりの弱い所に見られます。オニヒトデの被害にあった再生サンゴ礁などで特によく見られます。細い枝が立ち上がり、側サンゴ体はややウロコ状に寝るものから、ささくれ状に立つものまで見られ、円筒状の側サンゴ体も散在します。クダバナミドリイシ・フトエダハナガサミドリイシは異名です。

コエダミドリイシにやや似ており、市場でもよく混同して販売されているのを見かけます。そこで、簡単な見分け方をひとつご紹介します。

1119_3.gifホソエダミドリイシ

コエダミドリイシは枝は先に向かって細くなるのと、側サンゴ体の幅が非常に狭く、枝先を横から見ると、約6列の側体サンゴ体が多く見られます。次にホソエダミドリイシですが、上の拡大画像にご注目!( ̄Д ̄)ノ本種は枝が殆ど同じ太さで伸び、横から見ると枝先で約4列しか側体サンゴ体が見えないので区別出来ますd( ̄  ̄)ねっ、簡単でしょ?どちらか迷ったら枝の細さでなく、枝先付近に注目し放射ポリプ(側生サンゴ体)の密生具合で区別してみてください。

群体の形状はくさむら状又はコリンボーズ型の比較的小さな群体です。色彩は褐色・緑褐色が普通で枝先端部や周縁部は淡くなりますが、時に赤~紫色になる事もあります。頂端ポリプは大型で莢壁(きょうへき)が厚いのが特徴ですが、それほど長くは突出しません。大潮の引き潮時に干出する様な場所に固着するものは赤~紫色の鮮やかな色彩が目を引きます。


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《学名》Acropora tenuis (Dana,1846) 
   アクローポラ・テノーイッス (ダナ,1851)

《分類》刺胞動物門>花虫綱>六放サンゴ亜綱>イシサンゴ目>ムカシサンゴ亜目>ミドリイシ科>ミドリイシ属

《その他の区分》好日性サンゴ・ハードコーラル
《枝径》7~10mm
《生息場所》礁池内~リーフ外縁・水深1~5m前後


《特徴》
群体は小さな内は草むら状ですが大きくなると普通、枝の高いドーム状、或いはテーブル状になりますが時には樹枝状になる事もあります。群体中央部では基部から放射状に横へ張り出す主枝から、垂直に伸びる短い小枝がやや均等な間隔で整然と配列します。中軸(頭頂体)サンゴ個体はあまり突出せず、放射(側生)サンゴ個体は枝に沿って規則的に配列します。

側サンゴ体の幅が広く、且つ上下に密に分布しますので、枝を上から見ますと花びらが開いた様に見えます。つまり、放射(側生)サンゴ個体は円形か鼻型になり、下唇が横によく張り出している為、上面観はロゼット状(バラの花びらの様な配列)を呈するのです。

usuedamidoriishi_3.jpgウスエダミドリイシ

ハイマツミドリイシに似ますが、側サンゴ体の上縁の基部がハイマツミドリイシの様に両側に広がらず、すぼむ事・枝を真上から見ると綺麗な花型になって見える事によって区別出来ます。共骨は肋(ろく)が密に多い、やや深い所に生息するものは枝が繊細になりますが、浅い所に生息するものでは枝は太くて短くなります。


日中も触手を伸ばす事が多く、色彩は淡褐色・クリーム色が普通で、枝の頂端は黄色やほんのりピンク色を呈する事があり、すぐ下の放射サンゴ個体の下唇も同様に色づく事があります。国内では八重山・宮古など本島を含む沖縄県、奄美(鹿児島県)などのサンゴ礁海域に生息が確認され、海外ではフィリピン・台湾が有名です。尚、ホソハナガサミドリイシは異名です。


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